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子どもと関わるボランティアに参加したい!情報の見つけ方や参加方法を解説します

子どもと関わるボランティアに参加したい!情報の見つけ方や参加方法を解説します

一口にボランティアと言っても、活動の種類や内容はさまざま。この記事では「子どもと関わるボランティア」をテーマに、募集情報の探し方から、信頼できる団体を選ぶコツ、参加の手順などについて紹介します。

そもそもボランティアとは?

ボランティアとは一般的に「自発的な意志に基づいて、他人や社会に貢献する行為」のことです。日本では「無償」というイメージが強いボランティアですが、実は有償か無償かはあまり関係ありません。

ボランティアで大切なことは、自発的に行動を起こし、活動することです。ボランティア活動に参加する意義は、一人ひとり異なります。たとえば、

  • 困っている人の役に立てる
  • 社会貢献ができる
  • 社会問題を知る
  • 地域社会づくりに参加できる

といった意義(目的)が挙げられるでしょう。

現在では多くの人が、ボランティア活動に参加しています。各地で大きな災害が起きた際や東京オリンピック開催時などに、多くの人がボランティアに参加しています。

ボランティア参加のメリット

ボランティアへの参加には、次のようなメリットがあるとされています。

  • 感謝される
  • 人脈が広がる
  • 職場以外のコミュニティに属せる
  • 社会貢献につながる
  • 考え方や視野が広がる
  • スキルを磨ける

ボランティアの中には大変な活動も少なくありませんが、一方で上記のように、メリットが多いことが魅力といえます。

子どもと関わるボランティアの種類

子どもと関わるボランティアにはさまざまな種類があります。

児童養護施設のボランティア

児童養護施設では、両親の離婚や病気などで親と離れて暮らす2歳から18歳までの子どもたちが生活しています。特別な事情を抱えた子どもたちと長期的に関わることも多いため、ボランティア参加者には強い責任感が必要です。

ボランティアの仕事は施設内での学習サポートが中心ですが、他にも以下のような活動が含まれます。

  • 読み聞かせ
  • 見守り
  • 家事の手伝い
  • 施設のイベント補助

学習支援のボランティア

学習支援のボランティアは、文字通り子どもたちの学習サポートを行います。対象となる子どもは小学生から高校生、外国人の子どもたちまでさまざまです。また学習支援のための教室が準備されていることもあれば、フリースクールや子ども食堂を利用していることもあります。

学習支援ボランティアでは参加者向けの研修会が開催されるケースもあり、経験のない人でも指導スキルを磨けるのがメリットです。

フリースクールのボランティア

フリースクールには、さまざまな事情から不登校になった子どもたちや、日本人に限らず外国籍の子どもたちも在籍しています。

ボランティアの仕事は、やはり子どもたちの学習サポートが中心です。子どもたち一人ひとりの性格や学習ペースに合わせて勉強を教えるため、ボランティアにはしっかりと寄り添う姿勢が求められます。

児童館のボランティア

児童館とは、地域の18歳未満の子どもたちに、遊びの場所を提供する施設です。運営団体は自治体や社会福祉法人のほかに、NPOや企業が運営している施設もあります。

ボランティアの仕事は子どもたちと一緒にゲームや絵本の読み聞かせ、勉強サポートなどさまざまです。施設ごとに活動内容や雰囲気が異なるので、事前にしっかりと確認しておくと良いでしょう。

子ども食堂のボランティア

子ども食堂とは、家庭の事情で十分な食事を食べられない子ども向けに、無料や格安で食事を提供する施設です。

子ども食堂のボランティアは食事の準備や後片付けなど、施設の運営をサポートします。また食事をする子どもたちや、子どもと一緒に参加する親とのコミュニケーションも重要な役割です。

子どもと関わるボランティアの見つけ方

子どもに関わるボランティアを効率的に探すには、インターネットを活用するのが便利です。ここでは代表的な3つのサービスを紹介します。

ボランティアプラットフォーム

画像引用元:ボランティアプラットフォーム公式サイト

ボランティアプラットフォームは、ボランティアを募集したい団体とボランティアをしたい人をつなげる、マッチングポータルです。

地域やカテゴリー別の検索に加えて、「友人と一緒に参加」「学生歓迎」「1日だけでも可」などの検索条件を設定することもできます。

公式サイト:ボランティアプラットフォーム 子供ボランティア募集掲示板

activo

画像引用元:activo公式サイト

activoは、子どもや教育系のボランティアを募集するサイトです。ボランティア内容は幅が広く、勉強を教える教育から、キャンプのリーダー、外国人の子どものサポートなどがあります。

オンラインでできるボランティアもあるので、ボランティアに興味があるけれど、なかなか条件に合うものが見つからない人は、ぜひチェックしてみてください。

公式サイト:こども・教育系ボランティア募集 | activo(アクティボ)

 

ボラ市民ウェブ

画像引用元:ボラ市民ウェブ公式サイト

ボラ市民ウェブは、東京ボランティア・市民活動センターが運営するボランティア情報サイトです。東京都内で活動するボランティア団体や、各団体が募集するボランティア活動などを検索できます。

「ボランティアをはじめよう」という、ボランティア初心者向けのお役立ちコンテンツも掲載されているため、これからボランティアを始めたい方にも参考になるサイトです。

公式サイト:情報を探す|ボランティア・市民活動の総合情報サイト「ボラ市民ウェブ」

ボランティアに参加するには

ボランティアに参加したいと思っても、どのように参加すれば良いかわからないと応募しにくいものです。ここではボランティアに参加するための一般的な手順を紹介します。

ステップ1 情報を集める

まずは、情報収集から始めましょう。インターネット上で情報が公開されていると見つけやすく便利ですが、ボランティアの募集はインターネットに掲載されていないものもあります。

インターネットで希望通りの情報が集まらない場合は、ボランティアセンターや社会福祉協議会へ問い合わせてみてください。

ステップ2 説明会に参加する

気になるボランティア募集を見つけたら、説明会に参加しましょう。わからない事や疑問に思った事があれば、遠慮しないで質問してください。

ステップ3 登録する

説明会で詳しい内容を聞き、ボランティアに参加したいと思ったら、登録をします。団体によっては登録の前に仮登録が必要なケースもあるので、説明会でしっかりと確認してください。

ステップ4 研修に参加する

登録が済むと、いよいよ研修です。ボランティアとはいえ、責任のある仕事がほとんどです。子どもに関するボランティアの中にはスキルが必要なものもあるため、研修が実施される場合は必ず参加しましょう。

研修が終わったら、いよいよボランティア本番です。

ボランティア参加の注意点

ボランティアに参加するには、いくつか気をつけなければならない点があります。

責任をもって参加する

ボランティアとはいえ、自分で参加することを決めた以上は、仕事と同じように責任ある行動が求められます。決められた日以外の日に無断で行く、ボランティア中の写真を勝手にSNSにアップするといった行為は慎みましょう。

上から目線で子どもたちに接してはいけない

お世話をしてあげている、など上から目線にならないことが大切です。子どもたちは大人の本質を見抜く力を持っています。傲慢な気持ちでボランティアに参加していると、子どもたちに見透かされて信用を失ってしまうでしょう。

怪しい団体でないことを確かめる

ボランティアを募集する団体の中には、実態がよくわからない怪しい団体も存在します。ボランティアに参加する際は、必ず団体の素性も確認するようにしましょう。怪しい団体の見分け方は、以下を参考にしてください。

  • ホームページやSNSが更新されているか
  • 活動報告がされているか
  • 働いているスタッフがわかるか
  • NPOの場合は法人格を持っているか

正しく活動をしている団体であれば、ホームページやSNSは定期的に更新され、活動報告がされているはずです。ホームページに代表者や役員などの名前や顔写真が掲載されていれば安心です。スタッフが活動について、ブログやコラムを書いているところもあります。

また「NPO」を名乗る団体は、きちんと届け出をしたNPO法人かどうかも確認しましょう。NPO法人の登録情報は「内閣府NPOホームページ」で検索できます。

ボランティアを通して子どもたちを支えよう!

ボランティアの仕事は種類が豊富で、食事の準備や片付けだけのものや宿題のサポートや勉強を教えたり、一緒に遊んだりするものもあります。また、親が育てることができない子どもたちと関わる、ボランティアとはいえ責任の重い仕事もあります。 ボランティアに参加したいと考えている方は、自分が何をしたいのか、何ができるのかを考えて、自分に適したボランティアを見つけてください。

※ 本記事は2023年2月16日時点の内容です。

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