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次の旅行は「離島」へ!一度は行きたい全国のおすすめスポット13選

次の旅行は「離島」へ!一度は行きたい全国のおすすめスポット13選

多くの旅行者があこがれる「離島」。この記事では「離島に興味はあるけど、ちょっと敷居が高い……」と感じている方にぴったりな、初めてでも安心して楽しめる離島を紹介します。次の旅行は、思い切って離島に上陸してみましょう!

東京から日帰りできる離島2選

まずは東京から行くことができる離島を2つご紹介します。どちらも日帰りで行くことができるため、気軽に気分転換したい方におすすめです!

猿島|神奈川県

東京湾に唯一の自然島として浮かぶ「猿島」は、横須賀の三笠ターミナルから片道約10分で行くことができる無人島です。かつては東京湾を守るための”要塞の島”として利用されていたため、島内では現在も残る砲台の跡や日本で最も古いレンガ造りのトンネルなど、貴重な歴史遺産を見ることができます。自由に島内を散策するのも良いですが、猿島を知り尽くしたガイドによるツアーに参加するのもおすすめです。

島内には1軒テイクアウトレストランがあります。地元である横須賀産の食材をつかったメニューが豊富で、メインの料理から、軽食、ドリンクまで幅広く取り扱っています。

猿島に行くならおすすめは夏!海を見ながらBBQを楽しみましょう。なおBBQの機材は島内に持ち込みができないため、事前に予約をしてくださいね。

アクセス三笠ターミナル(京急線横須賀中央駅から徒歩約15分)から定期船で約10分
猿島公園入園料横須賀市外在住の方:大人 500円、中学生・小学生 250円
横須賀市民の方:大人 250円、中学生・小学生 130円
定期船乗船料(往復)横須賀市外在住の方:大人・中学生 1,500円、小学生 750円
横須賀市民の方:大人・中学生 750円、小学生 370円  
定期船運航時間夏期(3~10月)
往路9:30~15:30/復路9:45~16:00
冬期(11~2月)
往路9:30~16:30/復路9:45~17:00
※荒天による欠航時以外は年中無休で運航
公式サイトhttps://sarushima.jp/

初島|静岡県

熱海から30分ほどで行くことができる「初島」は、日帰りでも宿泊でも利用しやすいリゾートアイランドとして人気の島です。その一方で、島内には古墳時代から続く初木神社があったり、明治から昭和初期に活躍した歌人らが初島を舞台に物語を残したりと、歴史的な側面もあります。

初島では島のグルメも外せません。初島港のすぐ近くには島の漁師が営む食堂が軒を連ねており、その日の朝に獲ったばかりの新鮮な魚料理を食べることができます。また、釣りやダイビング、子どもから大人まで楽しめるアスレチックなど、アクティビティも豊富なため、さまざまな体験で離島を満喫できますよ。

アクセス熱海港(JR東海道本線熱海駅より路線バスで約15分)から高速船で約30分
定期船乗船料(往復)大人(中学生以上) 2,800円、小人(小学生) 1,400円
定期船運航時間熱海発 7:30~17:20
初島発 8:00~17:50
公式サイトhttps://www.hatsushima.jp/

全国のメジャーな離島11選

島国である日本には1万を超える離島があります。その中でも、観光スポットとして人気の離島を厳選してご紹介します。

利尻島|北海道

日本最北の離島のひとつである「利尻島」は、漁業と観光が盛んな島です。北海道最北端の町である稚内からフェリーで行くことができますが、島内には空港があるため飛行機でのアクセスが便利です。ベストシーズンは6〜8月ごろで、この期間は島内で多くのお祭りが開催されています。

島の中央にある標高1,721mの利尻山は、日本最北の山として登山客に人気。山頂の景色はもちろん絶景ですが、道中の自然や高山植物を楽しむのも醍醐味です。登山が苦手な方は、気軽に歩けるトレイルコースやサイクリングで自然を楽しむこともできますよ。

北海道の地は新鮮な海鮮で有名ですが、利尻島では特にウニが有名です。同じく島の特産である利尻昆布を食べて育ったウニは、うまみ成分をたっぷりと含んだ濃厚な味わいがたまりません!利尻へ訪れた際はぜひ食べてくださいね。

アクセス新千歳空港から飛行機で約50分、丘珠空港から飛行機で約50分
稚内港フェリーターミナル(稚内空港よりバスで約35分)から定期船で約1時間40分
公式サイトhttps://www.rishiri-plus.jp/

佐渡島|新潟県

「佐渡島」は日本海側にある島のなかで最も大きな島で、四季折々の美しい自然風景が楽しめる場所です。食べ物は海鮮だけにとどまらず、お米をはじめとする農産物やブランド牛の佐渡牛など、美味しい食べものがあふれています。

佐渡といえば佐渡金山が有名です。江戸時代から約400年にわたり金や銀を産出した日本最大の金銀山で、日本産業を支えていました。現在は佐渡金山の歴史を伝える史跡として見学ができる施設となっています。

佐渡らしさを味わうなら、たらい舟の体験も外せません。たらい舟は、岩礁が多い複雑な地形のなかでサザエやワカメなどを獲るために考案された佐渡ならではの舟です。島内では3か所でたらい舟の体験ができますので、美しい景色と一緒に楽しみましょう。

アクセス新潟港(上越新幹線新潟駅より路線バスで約15分)からフェリーで約2時間30分
※カーフェリーの場合
直江津港(JR信越本線、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン、越後トキめき鉄道日本海ひすいライン直江津駅より連絡バスで約6分)からフェリーで約2時間40分
公式サイトhttps://www.visitsado.com/

伊豆大島|東京都

伊豆諸島最大の島である「伊豆大島」は、火山活動によって成長した火山の島です。島の中央にある活火山の三原山や、島の南西部で見ることができるバームクーヘンのような地層切断面など、島内には繰り返し火山活動が起こったことを証明するスポットが点在しています。

また、火山の島の環境に適応したヤブツバキやオオシマザクラのような伊豆大島特有の植物を守るために、島の約97%が自然公園(富士箱根伊豆国立公園)の一部に指定されています。

大島での過ごし方は、迫力のある三原山の火口を一周したり、日本で唯一の砂漠とされる「裏砂漠」を見たりできるトレッキングがおすすめです。汗をかいたら火山活動が生み出した温泉で、ゆったりと体の疲れを癒してください。島内には宿泊施設や飲食店がたくさんあるため、ゆっくり過ごすこともできますよ。

アクセス竹芝客船ターミナル(新交通ゆりかもめ竹芝駅すぐ)から高速ジェット船で約1時間45分
久里浜港(JR横須賀線久里浜駅および京浜急行京急久里浜駅よりバスで約10分)から高速ジェット船で約1時間
調布飛行場(京王線調布駅より小田急バスで約15分)から飛行機で約25分
公式サイトhttp://www.izu-oshima.or.jp/

八丈島|東京都

伊豆七島のなかで最も南にある「八丈島」は、東京でありながら年間を通して温暖な気候が特徴で、南国を味わうことができる離島です。島では南国に生息する樹木や花、国の天然記念物に指定されているヘゴシダを見ることができます。

八丈島は八丈富士と三原山の2つの火山が繋がったことにより、ひょうたんのような形をしています。とくに圧巻なのは八丈富士の山頂にある火口です。火口を一周する「お鉢めぐり」をぜひ楽しんでみてください。

「カメの島」と呼ばれるほどウミガメとの遭遇率が高い八丈島では、シュノーケリングもおすすめ。浅瀬や堤防からも見られる可能性が高いため、一度は海に足を運んでみましょう!

アクセス羽田空港から飛行機で約55分
竹芝桟橋(新交通ゆりかもめ竹芝駅すぐ)から船で約10時間20分
※1日1往復
公式サイトhttps://www.hachijo.gr.jp/

対馬|長崎県

九州と韓国の間にある「対馬」は、古くから日本と朝鮮半島の橋渡しの役割を担ってきた島です。島の約89%は山で、自然豊かな土地に対馬独自の生態系が築かれています。

島の見どころは、7世紀に築かれた金田城跡。元々は大陸からの侵攻に備えて築かれた山城ですが、日露戦争の際に要塞として整備され、新旧の技術が入り混じった要塞となっています。約2.2kmにも及ぶ見事な石の壁はテレビでも取り上げられ、全国から城好きが集まるスポットです。

山が多い対馬でのアクティビティは、やはり登山がおすすめ。登ったあとの山頂から眺める絶景は感動ものです。国の天然記念物に指定されている白嶽の登山では、片道約2.2kmでありながらも海抜がほぼ0mのところから登るため、満足度は抜群。山中では神秘的な原始林や対馬独自の植物も楽しむことができます。

アクセス福岡空港から飛行機で約35分
博多ふ頭(西鉄バス博多ふ頭下車すぐ)からフェリーで約4時間40分(厳原港着)~4時間55分(比田勝港着)
博多ふ頭からジェットフォイルで約2時間15分(厳原港着)
公式サイトhttps://www.tsushima-net.org/

種子島|鹿児島県

宇宙ロケットの打ち上げ場所として知られる「種子島」。ロケットの打ち上げに興味を持ち島を訪れる方も多いですが、美しいビーチや海でマリンスポーツを楽しむのもおすすめです。

高い山が少なく平らな土地が多いことから、島で人気のアクティビティはサイクリングです。海沿いの道や、サトウキビ畑に囲まれた道など、種子島の風景や島の風を楽しみながら走りましょう。信号が少ないためストレスなく楽しむことができますよ!

日本で最初にポルトガルから鉄砲が伝えられた土地である種子島では、今でも鉄砲に由来するお祭りが開催されています。毎年8月下旬ごろに行われる種子島鉄砲まつりは、島全体が盛り上がる大きなお祭りです。島内には鉄砲を中心に種子島の歴史を学べる「種子島開発総合センター(鉄砲館)」がありますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

アクセス鹿児島空港から飛行機で約40分
鹿児島港(JR鹿児島本線鹿児島中央駅から連絡バスで約1時間)から高速船で約1時間35分
公式サイトhttps://tanekan.jp/

屋久島|鹿児島県

「屋久島」は日本で初めて世界自然遺産に登録された場所のひとです。島の中央には九州で一番高い宮之浦岳がそびえたち、島の約90%が森林に覆われています。年間を通して雨は多いものの、夏は涼しく冬は暖かい過ごしやすい気温です。

屋久島には屋久杉と呼ばれるスギが生息しています。屋久杉は標高500mを超える山地に自生するスギのことで、樹齢1,000年以上のものも少なくありません。そんな屋久杉のなかで最も古く、大きいとされるのが縄文杉です。縄文杉は島の中央付近にあるため往復約10時間の本格的な登山が必要ですが、人生で一度は見に行きたいスポットです!

疲れを癒すなら温泉がおすすめ。島内には多くの温泉施設がありますが、特に珍しいのは平内海中温泉です。波の音を聞きながら星空を見て入浴するのは最高の体験ができます。この温泉はお湯が海中から湧き出しており、入浴できるのは干潮の前後約2時間のみ。ただし、男女混浴で脱衣所などの設備はありません。バスタオルや湯浴み着を忘れずに持参しましょう。

アクセス大阪空港から飛行機で約90分
福岡空港から飛行機で約65分
鹿児島空港から飛行機で約30分
鹿児島港から高速船で1時間45分~2時間50分
公式サイトhttps://yakukan.jp/

奄美大島|鹿児島県

「奄美大島」は鹿児島県と沖縄県の中間に位置しており、自然と伝統文化が豊かな島です。島の大部分は森に覆われており、奄美大島にしか生息していない絶滅危惧種が多く存在します。鹿児島県に属しているものの島独特の文化や産業が多く、絹織物の奄美大島紬や黒糖焼酎が有名です。

奄美大島には日本で2番目に広いマングローブ原生林があります。満潮、干潮によって見え方が変わるマングローブは、カヌーに乗って探検することができます。

貴重な動植物が生息する奄美大島では、ナイトツアーに参加するのもおすすめです。アマミノクロウサギをはじめとする奄美特有の野生動物に会える確率がぐっと高まります。動物だけでなく、夜のマングローブや星空も一緒に楽しむことができますよ。

アクセス成田空港から飛行機で約2時間~3時間
羽田空港から飛行機で約1時間~2時間25分
公式サイトhttps://www.amami-tourism.org/

石垣島|沖縄県

沖縄本島からさらに飛行機で1時間ほど移動したところにある「石垣島」は、南国のリゾート地として人気の離島です。主要な都市の空港から直行便が出ているのも嬉しいポイント。石垣島は自然を楽しめるだけでなく、リゾートホテルやショッピングスポットも充実しているため、さまざまな楽しみ方ができますよ。

石垣島の人気スポットは透明度の高い海です。マンタやウミガメに会える可能性が高く、全国からダイビングやシュノーケリングをするために観光客が訪れます。毎年9〜11月ごろはマンタが多く集まる時期でおすすめです。

離島は雨が多く、急に雨が降り出すことも少なくありません。そんな雨が降った日の観光におすすめなのが鍾乳洞です。石垣島には長い年月をかけて自然が作り出した鍾乳洞が2つあります。

石垣島鍾乳洞は石垣島最大の鍾乳洞で、神秘的な洞窟の中で幻想的なイルミネーションを楽しむことができます。伊原間サビチ鍾乳洞は3億年以上も前にできたと言われており、日本で唯一海へと抜けることができる貫通型の洞窟です。

アクセス成田空港から飛行機で約3時間45分
羽田空港から飛行機で約3時間15分
公式サイトhttps://yaeyama.or.jp/

竹富島|沖縄県

石垣島から船で約15分ほどの距離にある「竹富島」は、昔ながらの赤瓦の集落と白いサンゴの道が印象的で、沖縄の原風景を思い起こさせます。島全体はあまり高低差のない小さな島で、美しい町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

竹富島では町並みを見ながら散策をしたり、水牛車に乗って島内を巡ったりするのがおすすめです。徒歩でも観光しながら約2〜3時間で一周できるため、沖縄らしい家や風景を見ながら、舗装されていないサンゴの道をのんびりと楽しみましょう。

フォトジェニックな写真を撮影するには海に向かって伸びる西桟橋がおすすめです。美しい夕日が見られるスポットとして知られており、2005年には国の有形文化財にも登録されています。昼間でも透き通る青い海と海の向こうにある西表島を見ることができますよ。

アクセス石垣港離島ターミナル(石垣空港より路線バスで約30~40分)からフェリーで約15分
公式サイトhttps://painusima.com/

西表島|沖縄県

東洋のガラパゴスと呼ばれる「西表島」は、島の大部分が亜熱帯の植物に覆われています。島内には沖縄県で最も大きい川である浦内川が流れ、植物だけでなく水も豊かな島です。島独特の気候や植物がさまざまな生物を育んでおり、希少生物のイリオモテヤマネコや海中の美しいサンゴ礁などが有名です。

西表島には日本一大きいと言われる「仲間川マングローブ」があります。国の天然記念物にも指定されているマングローブ林を遊覧船やカヌーから観察してみましょう。

西表島から約15分ほどで訪れることができる「由布島もおすすめです。由布島は水牛車もしくは徒歩で海を渡って行くことができる島で、島全体が亜熱帯植物楽園という施設になっています。離島の植物や動物に会うことができ、園内にはレストランやショップなどもありますよ。

アクセス石垣港離島ターミナル(石垣空港より路線バスで約30~40分)から高速船で約40分
公式サイトhttps://painusima.com/

離島旅行で気をつけること

離島への旅行は普段の旅行と少し異なります。離島での時間や体験をめいっぱい楽しむために、事前に準備しておくべきことについてお伝えします。

持って行くもの

離島に行く際に持っていくと便利なものは以下の通りです。現地での調達は難しい場合が多いため、事前にしっかりと準備しておきましょう!

・帽子……日差し対策
・サングラス……日差し対策
・日焼け止め……日差し、日焼け対策
・アウターや着替え……急な温度変更や雨対策
・雨具……急な雨対策
・虫よけスプレー……虫対策
・殺虫剤……虫対策
・救急セット……ケガ対策
・モバイル充電器……スマートフォンのバッテリー切れ対策

滞在中に注意すること

・立ち入り禁止の場所には入らない
・満潮や干潮の時間は事前にチェックしておく
・島の道は舗装されていないことが多いため、歩きやすい靴とリュックがおすすめ
・コンビニやATMはないため現地調達はできないと思っておく
・虫が多いので対策はしっかりとしておく

島によっては持ち込むものを制限されることもありますので、事前にチェックをしておくのがおすすめです。島には基本的にコンビニがないため、離島でつかうものは自分で持っていくようにしてください。

行き・帰りに注意すること

・飛行機や船の遅延
・飛行機や船の乗り遅れ
・悪天候による飛行機や船の欠航

離島へ行くには飛行機やフェリーを利用しますが、離島行きの本数は少ないため、乗り遅れないように十分注意してください。また悪天候により欠航した場合は、翌日まで便がないことも多いため、こまめに天気を確認するようにしましょう。

今年は「離島旅行」に挑戦してみよう

離島の魅力は都会から離れた島という特別な空間で非日常感を味わえるところです。美しい海でのマリンスポーツや離島でしか体験できないアクティビティ、美しい島の景色に身も心も満たされることは間違いありません!事前準備をしっかりと行い、離島旅行をぜひ楽しんでくださいね。

※本記事は2023年7月25日時点の内容です

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