カラデル 見つかる広がる毎日へ

人気のキーワード

北海道で絶景に出合おう!おすすめのスポット20選

美瑛町の白金青い池

北海道には、雄大な自然を感じられる絶景スポットがたくさんあります。本記事では、北海道で人気の絶景を道央・道南・道東・道北の4エリアに分けて紹介します。ぜひ、北海道旅行の参考にしてくださいね。

北海道は、全国でも有数の自然豊かな地域。絶景を求めて、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れます。

本記事では、北海道の絶景スポットを厳選しました。目を奪われるような絶景を目の前に、非日常のひとときを過ごしませんか。

北海道・道央エリアの絶景7選

道央は、小樽や札幌、ニセコなどの人気観光地を有するエリアです。「札幌駅」「新千歳空港」「苫小牧港」といった交通の要所もあり、北海道の玄関口として知られています。

神威岬

神威岬の景色
画像引用元:積丹観光協会公式サイト

「神威岬(かむいみさき)」は、積丹半島北西部にある高さ80mの岬です。駐車場から岬の突端までは、日本海の雄大な景色を楽しめる遊歩道「チャレンカの小道」を歩きます。終着点に広がる周囲300度パノラマビューは、圧巻のひと言です。

岬から見える「神威岩」は、源義経に思いを寄せた乙女チャレンカの伝説が残る岩。海原と奇岩のコントラストが美しく、神秘的な雰囲気を感じられます。

初夏には、ユリのような形が特徴的なエゾカンゾウが見事なことでも有名です。愛らしく咲き誇る花々を眺めながら散策を楽しむのもよいでしょう。

名称神威岬(かむいみさき)
住所北海道積丹郡積丹町神岬町
営業時間【4月】開園時間8:00~17:30(入園時間~16:30)
【5月】開園時間8:00~18:00(入園時間~17:00)
【6月】開園時間8:00~18:30(入園時間~17:30)
【7月】開園時間8:00~18:00(入園時間~17:00)
【8月~10月】開園時間8:00~17:30(入園時間~16:30)
【11月】開園時間8:00~16:30(入園時間~15:30)
【12月~3月】開園時間10:00~15:00(入園時間~14:00)
定休日要確認
アクセス路線バス(余市駅より乗車):神威岬下車 徒歩すぐ(※4月下旬~10月下旬運行)
JR函館本線:余市駅から車で約60分
駐車場あり
公式サイトhttps://www.kanko-shakotan.jp/spot/%E7%A5%9E%E5%A8%81%E5%B2%AC/

地球岬

地球岬の景色
画像引用元:室蘭観光協会公式サイト

「地球岬」は、高さ100m前後の断崖絶壁が連なる景勝地です。地球岬という名前は、アイヌ語で「断崖」を表す「チケプ」が由来。なまりで音が変わって「チキウ」となり、「地球岬」と呼ばれるようになりました。

地球岬を象徴する注目ポイントは、海抜130mの断崖にそびえたつ「チキウ岬灯台」です。大正時代に建てられ、船舶の目標として重要な役割を果たして来ました。灯台を見下ろす展望台からは駒ケ岳や下北半島を見渡せるほか、タイミングが合えば春から秋に回遊するイルカやクジラを見られる可能性も。周りには散策路が整備されているため、季節の花々を眺めながら森林浴を満喫するのもおすすめです。

名称地球岬
住所北海道室蘭市母恋南町4-77
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス路線バス(母恋駅より乗車):地球岬団地下車 徒歩約15分
JR室蘭本線:母恋駅から車で約10分
道央自動車道:室蘭ICから車で約30分
駐車場あり(48台)
公式サイトhttp://muro-kanko.com/see/chikyuumisaki.html

登別地獄谷

登別地獄谷の景色
画像引用元:登別国際観光コンベンション協会公式サイト

「登別地獄谷」は「日和山」の噴火活動で生まれた直径約450m、面積約11haの爆裂火口跡です。約20分で地獄谷をめぐる遊歩道が整備されているため、ぜひ迫力満点の絶景を間近で眺めてみましょう。

岩丘の裂け目からは火山ガスが噴出し、あたり一面に硫黄のにおいが漂います。周囲に立ち上る白煙と煮えたぎる温泉の様子は、まさに「地獄谷」と呼ぶのにふさわしい光景です。

地獄谷の入口から鉄泉池へと続く遊歩道では、夜間になると幻想的なライトアップ「鬼火の路」を開催。近くにある「登別温泉」に宿泊して、昼と夜それぞれの地獄谷を体感するのもよいですね。

名称登別地獄谷
住所北海道登別市登別温泉町
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス路線バス(登別駅より乗車):登別温泉下車 徒歩約10分
道央自動車道:登別ICから車で約10分
駐車場あり(165台)
公式サイトhttps://noboribetsu-spa.jp/spot/spot0034/

小樽天狗山ロープウエイ

小樽天狗山の景色
画像引用元:小樽天狗山ロープウエイ公式サイト

「小樽天狗山ロープウエイ」は、小樽のシンボル「天狗山」の山麓から山頂までをつなぐロープウエイです。約5分におよぶ空中散歩では、ノスタルジックな小樽の街並みを満喫できます。山頂近くになると小樽港や石狩湾のほか、晴天なら暑寒別連峰や積丹半島も望めるでしょう。

日が暮れたあとは、きらびやかな夜景を一望できるのも魅力。山頂には5ヵ所の展望台があり、それぞれに趣の異なる夜景が広がります。絶景を望むカフェ「TENGUU CAFE」や鼻をなでると願いが叶うとされる「鼻なで天狗さん」なども人気を集めており、景色以外の楽しみも満載です。

名称小樽天狗山ロープウエイ
住所北海道小樽市最上2-16-15
営業時間【ロープウエイ】
上り 9:00~20:48
下り 9:00〜21:00
定休日要確認
アクセス路線バス(小樽駅より乗車):天狗山ロープウエイ下車 徒歩約1分
札樽自動車道:小樽ICから車で約15分
駐車場あり
公式サイトhttps://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/

ウトナイ湖

ウトナイ湖の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

「ウトナイ湖」は、周囲9km、面積275haの淡水湖です。バードウォッチングの聖地として知られており、今までに約270種を超える野鳥が観察されました。季節ごとにさまざまな野鳥が湖を訪れ、秋になるとコハクチョウやオオハクチョウ、マガンをはじめとした渡り鳥が集団で渡来します。

湖の周辺には湿原や原野が残り、四季折々の景観を楽しめるのも人気のポイント。「ネイチャーセンター」には日本野鳥の会のレンジャーが常駐しており、ウトナイ湖の自然環境について詳しく聞けます。ウトナイ湖の魅力について学べる予約制の有料プログラムも実施しているため、参加するのもよいでしょう。

名称ウトナイ湖
住所北海道苫小牧市植苗150-3
営業時間【ネイチャーセンター】
9:30~16:30(土日祝のみ開館)
定休日要確認
アクセス路線バス(苫小牧駅より乗車):ネイチャーセンター入口下車 徒歩約15分
道央自動車道:苫小牧東ICから車で約5分
駐車場あり(20台)
公式サイトhttps://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/shizen/shizenhogo/utonaiko/utonaikoshokai.html

支笏湖

支笏湖の景色
画像引用元:国立公園支笏湖運営協議会公式サイト

「支笏湖(しこつこ)」は、約4万年前に支笏火山の噴火による陥没地に水が溜まって生まれたカルデラ湖です。アイヌ語で「大きな窪地」を表す「シ・コッ」が名前の由来とされています。

支笏湖の魅力は、圧巻の透明度です。水中に含まれる栄養分やプランクトンが少ないことから、澄んだ湖水が保たれています。太陽の光に照らされると「支笏湖ブルー」と呼ばれる青色の輝きが広がり、幻想的な雰囲気を楽しめるでしょう。

ダイビングやカヌーなど、きれいな水を生かしたアクティビティが充実しているのも人気の理由です。周辺には美人の湯として評判の「支笏湖温泉」もあるため、観光ついでに立ち寄るのもよいですね。

名称支笏湖(しこつこ)
住所北海道千歳市支笏湖温泉番外地
営業時間【支笏湖ビジターセンター】
4月~11月 9:00~17:30
12月~3月 9:30~16:30
定休日12月~3月の火曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始
アクセス路線バス(千歳駅より乗車):支笏湖下車 徒歩すぐ
道央自動車道:千歳ICから車で約40分
駐車場あり(500台)
公式サイトhttps://lake-shikotsu.jp/

北竜町ひまわりの里

北竜町ひまわりの里の景色
画像引用元:北竜町ポータル公式サイト

「​​北竜町ひまわりの里」は、東京ドーム約5個分の敷地に約200万本のひまわりが咲き誇る絶景スポットです。ひまわりの見頃は、毎年7月中旬〜8月下旬。黄色に染まった美しい花畑が広がり、20万人以上の観光客が訪れます。場内にはひまわり畑を見渡す展望台があり、記念撮影をするのにもぴったりです。

ひまわりの開花時期には「ひまわりまつり」が開催され、バラエティ豊かなイベントがおこなわれます。「ひまわり観光センター」には地元のグルメやソフトクリームを販売する売店がオープンするため、ひまわりを眺めながら味わってはいかがでしょうか。

名称北竜町ひまわりの里
住所北海道雨竜郡北竜町字板谷143-2(ひまわり観光センター)
営業時間24時間入場可(冬期は積雪のため訪問不可能)
【ひまわりまつり】
7月中旬〜8月中旬
【ひまわり観光センター】
8:00〜18:00(ひまわりまつり開催中のみ)
定休日要確認
アクセスJR留萌本線:秩父別駅から車で約15分
路線バス(深川駅から徒歩約10分の深川バスターミナルより乗車):北竜中学校前下車 徒歩約3分(イベント期間のみ)
深川留萌自動車道:秩父別ICから車で約15分
駐車場あり(500台)
公式サイトhttps://portal.hokuryu.info/sunflower/

北海道・道南エリアの絶景2選

道南は、古くから本州との交易が盛んにおこなわれてきたエリアです。函館や松前、江差など、地元の歴史・文化・自然を活かした観光地が人気を集めています。

函館山

函館山の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

「函館山」は、山頂から函館の街並みを一望できる人気スポットです。この場所はかつて、一般人が立ち入れない軍事要塞でした。そして現在では、約600種類の植物と約150種の野鳥が生息する、豊かな自然に恵まれた場所として親しまれています。

山頂までのアクセスは、約60分のハイキングコースのほかにロープウエイの利用も可能。標高334mの展望台からは、大パノラマを望めます。

昼間の景色はもちろん、日が暮れたあとの夜景はぜひ見ておきたい絶景です。宝石のようにキラキラと輝く函館の街を眺めながら、ロマンティックな時間を過ごせるでしょう。展望台内には夜景の見えるレストラン「ジェノバ」もあり、優雅に食事を楽しめます。

名称函館山
住所北海道函館市函館山
営業時間【展望台屋上】
入場自由
【展望台建物】
4月25日~10月15日 10:00~22:00(9月25日~9月30日は10:00~22:00)
10月16日~4月24日 10:00~21:00(10月1日~11月13日は10:00~21:00)
【車両用登山道】
4月下旬~9月下旬:17:00~22:00
10月上旬~11月中旬:16:00~21:00 
※自家用車・レンタカー通行禁止(バス・タクシーは通行可)
定休日無休
アクセス函館山登山バス(函館駅より乗車):函館山山頂下車 徒歩すぐ
路線バス(函館駅より乗車):ロープウェイ前下車 函館山ロープウェイで約3分
※法定整備点検による運休期間あり(2024年10月18日~11月10日)
JR函館本線/道南いさりび鉄道:函館駅から山頂まで車で約15分(降雪期間は車両通行止/ロープウェイを利用)
駐車場あり(函館山山麓観光駐車場86台/山頂駐車場39台)
公式サイトhttps://www.hakobura.jp/spots/585

立待岬

立待岬の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

「立待岬」は、函館山の南側に位置する岬です。津軽海峡に突き出たような形をしており、海抜約30mの断崖が見事。晴天の日には、青森県の津軽半島や下北半島を一望する壮大な景観が広がります。夏から秋の夜間には、イカ釣り漁船の漁火が海面にきらめく様子を見られることでも有名です。

岬の周辺にある「はまなす公園」も要チェック。夏になると北海道を代表する花「ハマナス」が咲き始め、ピンク色の花と心地よい香りが訪れる人を癒してくれるでしょう。与謝野寛・晶子夫妻の歌碑や石川啄木一族の墓といった文学ファン必見の見どころもあります。

名称立待岬
住所北海道函館市住吉町
営業時間冬期は終日車両通行止め(徒歩のみ通行可)
定休日要確認
アクセス函館市電:谷地頭停留場から徒歩約18分
駐車場あり(40台)
公式サイトhttps://www.hakobura.jp/spots/587

北海道・道東エリアの絶景7選

道東は、釧路や知床をはじめとした自然スポットが豊富なエリアです。世界的にも希少な生態系が残り、北海道ならではの雄大な景観を楽しめます。個性豊かな温泉地も多く、絶景スポットめぐりの際に立ち寄るのもおすすめです。

知床五湖

知床五湖の景色
画像引用元:北海道公式観光公式サイト

「知床五湖」は、原生林のなかにある美しい5つの湖です。湖面には周囲の樹林や知床連山が映り、神秘的な景色が広がります。

湖をめぐる遊歩道は、高架木道と地上遊歩道の2種類。高架木道はシーズンを通して誰でも自由に散策できます。展望台からは知床連山と一湖を一望でき、記念撮影にも最適です。

より自然に近づける地上遊歩道には 3つの利用期間が設けられており、レクチャー受講などの利用条件があります。地上遊歩道を希望する方は、事前に公式サイトを確認しておきましょう。

名称知床五湖(しれとこごこ)
住所北海道斜里町知床国立公園内
営業時間【知床五湖園地】
4月19日:11:00〜18:30
4月20日〜7月31日:8:00〜18:30
8月1日〜8月31日:8:00〜18:30
9月1日〜9月15日:8:00〜18:30
9月16日〜9月30日:8:00〜18:00
10月1日〜10月20日:8:00〜17:30
10月21日〜10月31日:8:30〜17:00
11月1日〜11月8日:8:30〜16:30
定休日11月中旬~4月中旬
アクセス路線バス(知床斜里駅より乗車):知床五湖下車 徒歩すぐ
駐車場あり(100台)
公式サイトhttps://www.goko.go.jp/index.html

三国峠

三国峠展望台の景色
画像引用元:上士幌町観光協会公式サイト

「三国峠展望台」は、広大な敷地面積を誇る「大雪山国立公園」内の観光スポットです。旧地名で「石狩」「十勝」「北見」の境界に位置していることから、三国峠と名づけられました。

峠の周りには樹海が広がり、とくに紅葉の季節が美しいことで知られています。色とりどりに木々が染まる様子は、別格の美しさです。

樹海にかかる「松見大橋」も見どころの1つ。高さ約30m、長さ約330mのカーブを描いた赤い橋と樹海の組み合わせが素晴らしく、訪れる人の心を奪います。ドライブコースとしても人気なので、自然を眺めながら運転を楽しんではいかがでしょうか。

名称三国峠展望台
住所北海道上士幌町字三股番外地
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス道東自動車道:音更帯広ICから車で約2時間
駐車場あり(20台)
公式サイトhttps://www.kamishihoro.jp/page/00000140

摩周湖

摩周湖の景色
画像引用元:摩周湖観光協会公式サイト

「摩周湖」は、周囲約20km、最大水深約212mのカルデラ湖です。世界でも屈指の透明度を誇り、空の色が映り込んだときに広がる深い青色は「摩周ブルー」と呼ばれています。アイヌ語では「カムイトー(神の湖)」と呼ばれており、昔から神秘の場所としても崇められてきました。

湖の周辺に急な壁があるため近くには下りられませんが、3つの展望台(「摩周湖第一展望台」「摩周湖第三展望台」「裏摩周展望台」)から絶景を望めます。屋上テラスや室内ラウンジから景色を楽しめる「摩周湖カムイテラス」もあるため、のんびり景色を満喫してくださいね。

名称摩周湖
住所北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス路線バス(摩周駅より乗車):摩周湖第1展望台下車 徒歩すぐ
道東自動車道:足寄ICから車で約120分
駐車場あり(140台)
公式サイトhttps://masyuko.or.jp/enjoy/sightseeing/spot/mashu

サロマ湖

サロマ湖の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

「サロマ湖」は、琵琶湖・霞ヶ浦に続き日本で3番目に大きな湖です。湖内ではホタテやカキ、ノリの養殖がおこなわれています。

絶景を楽しむなら、湖のほぼ中央に位置する幌岩山の山頂にある「サロマ湖展望台」へ行くのがおすすめ。東西に長いサロマ湖を一望できるだけでなく、オホーツク海と湖を隔てる砂嘴(さし)や知床連山も眺められます。

「サロマンブルー」と呼ばれる独特の色合いは、一度見たら忘れられない光景です。夕方には空と湖が夕日に染まり、昼間とは異なる美しさを満喫できるでしょう。

名称サロマ湖
住所北海道北見市常呂町・佐呂間町・湧別町
営業時間【サロマ湖ワッカネイチャーセンター】
8:00~17:00
※ 6月~8月 8:00~18:00
定休日【サロマ湖ワッカネイチャーセンター】
4月29日〜10月第2週の月曜まで開館  
アクセス路線バス(網走駅より乗車):ワッカネイチャーセンター入口下車 サロマ湖ワッカナイネイチャーセンターまで徒歩 約10分
JR石北本線:網走駅からサロマ湖展望台まで車で約60分
駐車場あり(サロマ湖展望台10台/サロマ湖ワッカネイチャーセンター153台)
公式サイトhttps://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10134.html

釧路湿原国立公園

釧路湿原の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

「釧路湿原国立公園」は、泥炭性草原湿地で構成される国立公園です。1967年に釧路湿原が国の天然記念物に指定されたのをきっかけに立ち入りが厳しく制限されたため、現在も手つかずの美しい自然が残っています。

絶景を楽しむ際は、複数ヵ所に設置された展望台を利用しましょう。園内には国の特別天然記念物であるタンチョウやエゾシカ、キタキツネ、オジロワシなどのほか、氷河期時代の生き残りといわれるキタサンショウウオも生息。ミズゴケ湿原ではガンコウランやワタスゲなどの寒地性・高山性の植物、湖沼群ではネムロコウホネやヒシなどの水草が美しい景色を作り出しています。

名称釧路湿原国立公園
住所北海道釧路市・釧路郡釧路町・阿寒郡鶴居村・川上郡標茶町
営業時間24時間
定休日要確認
アクセスJR根室本線:釧路湿原駅から徒歩約10分(細岡展望台まで)
道東自動車道:阿寒ICから車で約60分(細岡展望台まで)
駐車場あり(70台)
公式サイトhttps://www.env.go.jp/park/kushiro/

納沙布岬

納沙布岬の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

本土最東端に位置する「納沙布岬(のさっぷみさき)」は、日本で最も早く朝日がのぼるとされる場所です。先端には北海道でもとくに古い歴史をもつ洋式灯台があり、遠くに水晶島や国後島も眺められます。タイミングが合えばラッコやクジラを見られるチャンスもあり、北海道ならではの自然を体感できるのが魅力です。

周辺にある「望郷の岬公園」も立ち寄っておきたいスポット。北方領土の返還と平和への祈りを込めた記念碑「四島(しま)のかけ橋」や北方領土関連の資料を展示する「北方館・望郷の家」といった見どころがあります。

名称納沙布岬(のさっぷみさき)
住所北海道根室市納沙布
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス路線バス(根室駅より乗車):納沙布岬下車 徒歩約5分
駐車場あり(100台)
公式サイトhttps://www.nemuro-kankou.com/access/spotmap-nosapp/

阿寒湖

阿寒湖の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

「阿寒湖」は、約15万年前の噴火で誕生したカルデラ湖です。雌阿寒岳(めあかんだけ)や雄阿寒岳(おあかんだけ)に囲まれ、水面には大島や小島、チュウルイ島、ヤイタイ島が浮いています。のんびり絶景を楽しむなら、阿寒湖を一周する遊覧船を利用するのがおすすめです。

季節によって異なる景色を見られるのも阿寒湖の特徴。気温の低い朝にだけ見られる霜の花「フラストフラワー」は、冬の風物詩として知られています。新緑が映える夏にはカヌーやトレッキングなどのアクティビティを楽しめるため、自然と触れ合う時間を楽しんではいかがでしょうか。

名称阿寒湖
住所北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
営業時間【阿寒湖まりむ館観光インフォメーションセンター】
9:00~18:00
※12月31日 9:00~16:00/1月1日~1月3日 10:00~16:00
定休日要確認
アクセス路線バス(釧路駅より乗車):阿寒湖バスセンター下車 徒歩約5分
道東自動車道:足寄ICから車で約70分
駐車場あり(1,500台)
公式サイトhttps://ja.kushiro-lakeakan.com/area/area_akanko/

北海道・道北エリアの絶景4選

道北は、旭川や富良野、美瑛など全国的に名を知られる観光地があるエリアです。カラフルな花畑や丘陵地に広がる田園風景など、穏やかな景色を楽しめるのが魅力。日本海とオホーツク海に囲まれており、冬は気温-40℃以下になることがある一方、夏は涼しくて過ごしやすい気候が続きます。

白金青い池

白金青い池の景色
画像引用元:北海道公式観光サイト

「白金青い池」は、神秘的な青い水をたたえる人造湖です。十勝岳の火山泥流を防ぐ工事で、美瑛川に置かれたブロック堰堤(えんてい)に川の水が溜まったことで誕生しました。

春は穏やかな青色、夏は新緑との爽やかなコントラスト、秋は紅葉との共演といったように訪れる季節によって池の趣が変化します。冬は凍った池の上に雪が積もり、あたり一面が白銀の世界に。11月〜4月にかけてライトアップが行われ、幻想的な雰囲気を満喫できます。池の周りには遊歩道が整備されているため、白樺並木を眺めながら散策をするのもよいでしょう。

名称白金青い池
住所北海道美瑛町白金
営業時間要確認
定休日無休
アクセス路線バス(美瑛駅より乗車):白金青い池入口下車 徒歩約5分
JR富良野線:美瑛駅から車で約20分
駐車場あり(270台)
公式サイトhttps://www.biei-hokkaido.jp/ja/shirogane-blue-pond

宗谷丘陵

宗谷丘陵の景色
画像引用元:稚内・利尻・礼文観光WEBサイト

「宗谷丘陵」は、なだらかな丘陵地帯が広がる絶景スポットです。氷河期に繰り返された地盤の凍結と融解で土がゆっくりと動き、モコモコと丸みを帯びた地形(周氷河地形)が作られました。

丘の斜面には真っ白な大風車が立ち並び、開放感あふれる景観を楽しめます。牧草地には放牧された牛の姿があり、のんびりと穏やかな雰囲気。青々としたオホーツク海や雄大な利尻山も一望できます。

稚内では自然を楽しむ散策コース「稚内フットパス」を設定しており「宗谷丘陵コース」もそのうちの1つ。丘陵地帯に加え、写真映えスポットとして人気の「白い道」も含まれているため、ぜひコースをめぐってはいかがでしょうか。

名称宗谷丘陵
住所北海道稚内市宗谷岬
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス【宗谷丘陵 ショートコース開始地点(宗谷ウィンドファーム付近)】
JR宗谷本線:稚内駅から車で約41分
【宗谷丘陵 ロングコース開始地点(宗谷岬)】
路線バス(稚内駅より乗車):宗谷岬会館前下車 徒歩約8分
駐車場要確認
公式サイトhttps://www.north-hokkaido.com/spot/detail_1020.html

ファーム富田

ファーム富田の景色
画像引用元:ファーム富田公式サイト

「ファーム富田」は、美しい花畑で知られる観光スポットです。7月上旬~中旬にかけて見頃を迎えるラベンダー畑は、富良野を代表する風物詩。斜面全体をラベンダーが埋めつくし、紫色の絨毯を広げたような光景が広がります。「トラディショナルラベンダー畑」の上まで登れば、十勝岳連峰や富良野盆地の田園風景を楽しめるのも人気のポイントです。

春から秋にかけて色とりどりの花が咲く「花人の畑」や約50種類の植物が育つ「マザーズガーデン」など、ほかにも見どころが満載。カフェを併設しており、ラベンダーソフトクリームをはじめとしたグルメも味わえます。

名称ファーム富田
住所北海道空知郡中富良野町基線北15
営業時間8:30~17:30
※日によって異なる。詳しくは公式サイトを要確認
定休日要確認
アクセスJR富良野線:ラベンダー畑駅から徒歩約7分
JR富良野線:中富良野駅から徒歩約25分
道東自動車道:占冠ICから車で約70分
道央自動車道:三笠ICから車で約90分
駐車場あり(約500台)
公式サイトhttps://www.farm-tomita.co.jp/

展望花畑 四季彩の丘

展望花畑 四季彩の丘の景色
画像引用元:展望花畑 四季彩の丘公式サイト

「展望花畑 四季彩の丘」は、色鮮やかな花畑を鑑賞できる観光ガーデンです。春から秋にかけてのグリーンシーズンには、チューリップやラベンダー、ひまわりなど色鮮やかな花が咲き誇ります。歩いてめぐるのはもちろん、トラクターバス「ノロッコ号」やカートに乗って花畑を眺めるのもおすすめです。絶景を楽しんだら、併設の「アルパカ牧場」で可愛らしいアルパカと触れ合うのもよいでしょう。

あたりが雪に覆われるウィンターシーズンには、花畑がスノーランドに変身。スノーラフトやスノーモービルなど、初心者でも気軽にチャレンジできるアクティビティを提供しています。

名称展望花畑 四季彩の丘
住所北海道上川郡美瑛町新星第三
営業時間【1月〜4月】
9:10~17:00
【5月/10月】
8:40~17:00
【6月〜9月】     
8:40~17:30
【11月〜12月】 
9:10~16:30
※ アルパカ牧場は全期間とも閉園30分前にクローズ
定休日要確認
アクセスJR富良野線:美馬牛駅から徒歩約25分
JR富良野線:美瑛駅から車で約12分
駐車場あり(300台)
公式サイトhttps://www.shikisainooka.jp/

絶景スポットで北海道の雄大な自然を満喫しよう

北海道の絶景スポットは、一度は訪れたくなるようなところばかり。道央・道南・道東・道北とエリアを分けて行きたいスポットをチェックしておけば、観光プランを組みやすいでしょう。ぜひ、北海道ならではの絶景を満喫してくださいね。

※本記事は2024年9月4日時点の内容です。

先頭へ戻る