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北海道のラベンダーはいつが見頃?人気の鑑賞スポットを紹介します

北海道のラベンダーはいつが見頃?人気の鑑賞スポットを紹介します

爽やかな香りが特徴のラベンダー。鮮やかな紫色の花は、観賞用としても人気があります。この記事では北海道のラベンダーが見頃を迎える時期と、おすすめの鑑賞スポットを紹介します。家族で、カップルで、北海道のラベンダーを楽しみましょう。

北海道のラベンダーについて

一面に広がり、観光客を魅了する北海道のラベンダー畑。北海道には、富良野や美瑛を中心に多くのラベンダー畑があります。

富良野ではその昔、香料づくりを目的としてラベンダーが植えられましたが、人工香料の輸入によって大きく生産量が減少し、ラベンダー畑も減ってしまいました。

そんな富良野のラベンダー畑に転機を与えたのが、1976年の国鉄カレンダーです。風景写真家・前田真三さんの「ラベンダーと十勝岳」が多くの人に強い印象を与えたことで、今では「富良野といえばラベンダー畑」というほど、国内外の人々に認知されるようになりました。

どんな花?

ラベンダーは、地中海沿岸や東南アジアを原産とするシソ科のハーブです。「ハーブの女王」や「香りの女王」とも呼ばれ、心地の良い香りと紫の花で多くの人を魅了しています。日本では北海道から九州まで幅広い地域で育てられていますが、なかでも産地として有名なのは北海道、それも富良野エリアです。

ラベンダーの香りにはリラックス効果があり、不眠や頭痛、生理痛の緩和にも効果的とされています。さらに、精油には水虫の病原菌やカビへの抗菌作用があるのだとか。

ラベンダー畑を楽しんだあとはお土産でポプリや精油を購入して、自宅に帰ってからもラベンダーを楽しみましょう。

北海道での見頃はいつ?

北海道でのラベンダーの見頃は例年7月頃です。ただし品種によっても見頃は違います。富良野で最も多い「おかむらさき」は7月上旬に開花し、7月中旬〜下旬に見頃を迎えます。早咲きの「濃紫3号」の場合は6月の下旬から開花し、7月上旬〜中旬が見頃です。

8月以降も楽しめる「ラバンジン」という品種もありますが、栽培量は多くありません。

なお、夏以外でもラベンダーを楽しみたい方には、中富良野町にある「ファーム富田」のグリーンハウス(温室)がおすすめ。「濃紫早咲」や「デンタータラベンダー」などの品種を栽培していて、冬でもラベンダーを楽しむことができますよ。

北海道でおすすめのラベンダー畑7選

北海道のラベンダー畑といえば、富良野や美瑛が有名。今回はそんな有名どころを中心に、北海道でおすすめのラベンダー畑を紹介します。。

北西の丘展望公園(美瑛町)

美瑛町にある「北西の丘展望公園」は、ピラミッド型の展望台が特徴。色合いの異なる畑がパッチワークのように見えることから「パッチワークの路」と呼ばれる美瑛のエリアにあります。展望台からは公園に咲くラベンダー畑だけでなく、美瑛のまち、大雪山連峰、十勝岳連峰まで一望できますよ。

公園内には観光案内所やガラス工房などが併設されています。売店もあるので、軽食を食べながらの散策も可能です。

入場料や駐車場代は無料。最寄りの駅はJR美瑛駅ですが、徒歩で30分以上かかるため、車でのアクセスが便利です。パッチワークの路には、ほかにもセブンスターの木やケンとメリーの木など観光スポットも多くあるので、あわせて訪れてみてください。

施設名北西の丘展望公園
住所北海道上川郡美瑛町大久保協生
開門時間24時間営業
定休日公園内の案内所のみ冬季休業(11月上旬~4月中旬)
アクセスJR富良野線:美瑛駅から車で約7分
駐車場あり(普通30台・バス7台)
公式サイトhttps://www.biei-hokkaido.jp/ja/facility/hokusei-no-oka

フラワーランドかみふらの(上富良野町)

上富良野町にある「フラワーランドかみふらの」では、春から秋にかけて多くの花々を楽しめます。10万平方メートルの敷地内にはラベンダーをはじめ、マリーゴールド、サルビア、ヒマワリなどの花畑が半円状に広がっていて、見ごたえたっぷり。入場は無料です。

園内には、富良野のお土産を購入できる売店やレストランを併設。6月から9月にかけて運行する、お花畑を巡るトラクターバス(大人600円、小学生400円)も人気です。ラベンダー枕や押し花はがきなどの手づくり体験は、家族連れにもぴったりですよ。

施設横にはモンゴルゲルに宿泊できるグランピング施設「JAG グランピングビレッジ ふらの」もあるので、観光拠点を探している方にもおすすめです。

施設名フラワーランドかみふらの
住所北海道空知郡上富良野町西5線北27号
開門時間3・4・11月 9:00~16:00 5・6・9・10月 9:00~17:00 7・8月 9:00~18:00
定休日12~2月
アクセスJR富良野線:上富良野駅から車で約10分 旭川空港:車で約30分
駐車場あり
公式サイトhttps://flower-land.co.jp/

深山峠ラベンダーオーナー園(上富良野町)

「深山峠ラベンダーオーナー園」は、旭川から富良野や美瑛を通る国道237号線沿いにあるラベンダー園です。十勝岳を奥に望み、北海道らしい雄大な景色を楽しめるのが魅力です。ちなみに年間11,000円で、誰でもラベンダーのオーナーになることができます(別途申し込みが必要)。

ラベンダー畑そのものはシンプルですが、すぐそばにある深山峠アートパークでは、トリックアートや売店、手づくり体験、バーベキューなどが楽しめます。駐車場が無料なので、ドライブの休憩としても寄りたいスポットです。

車で訪れる際は、大きなトリックアート美術館の建物と観覧車が目印。バスでも訪れることができるので、車の運転ができない方にもおすすめですよ。

施設名深山峠ラベンダーオーナー園
住所北海道空知郡上富良野町西9線北34号
開門時間24時間営業
定休日なし
アクセスふらのバス:深山峠下車 徒歩約5分
駐車場なし ※近隣の深山峠アートパークにあり
公式サイトhttps://www.kamifurano.jp/archives/facility_item/150/

日の出公園ラベンダー園(中富良野町)

「日の出公園ラベンダー園」は約4.2haの面積があるラベンダー畑です。展望台のそばには真っ白な「愛の鐘」があり、カップルに人気のデートスポットとしても知られています。畑は町営で入場は無料です。

公園内にキャンプ場やアスレチックがあり、アウトドア体験が楽しめます。さらに、例年7月に「ラベンダーフェスタかみふらの」が開催されており、日没後にラベンダー畑のライトアップが行われます。キャンプ場に宿泊し、夜の散歩でラベンダー畑を訪れるのも楽しいでしょう。

また、日の出公園ラベンダー園は、JR上富良野駅から徒歩約15分と電車でもアクセスしやすいのが魅力。夏の期間限定で走る列車「富良野・美瑛ノロッコ号」とあわせて楽しみたいラベンダー畑です。

施設名日の出公園ラベンダー園
住所北海道空知郡上富良野町東1線北27号
開門時間24時間営業
定休日冬季休業
アクセスJR富良野線:JR上富良野駅から徒歩約15分
駐車場あり(50台)
公式サイトhttp://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/index.php?id=1854

ファーム富田(富良野)

日本だけでなく海外からも多くの観光客が訪れる「ファーム富田」。ラベンダーソフトやラベンダーティーを楽しめるカフェや売店があり、視覚、嗅覚、味覚でラベンダーを楽しめます。

売店で購入できるラベンダーの精油や石けんなどのオリジナルグッズは、全国にファンがいるほど。ドライフラワーをつかった雑貨やポプリなども人気です。

ちなみに6月から9月にはファーム富田のすぐそばに「ラベンダー畑駅」という臨時駅が誕生し、「富良野・美瑛ノロッコ号」というトロッコ列車が停車します。車窓からラベンダー畑を眺めながら富良野や美瑛の街並みを楽しめますよ。

施設名ファーム富田
住所北海道空知郡中富良野町基線北15号
開門時間24時間営業 ※売店の営業時間は8:30~18:00の間、時季によって変動
定休日要確認
アクセスJR富良野線:ラベンダー畑駅から徒歩約7分 ※ノロッコ号のみ停車
JR富良野線:中富良野駅から徒歩約25分/タクシーで約5分
ふらのバス:中富良野バス停から徒歩約25分/タクシーで約5分
駐車場あり(普通車約500台・バス約30台)
公式サイトhttps://www.farm-tomita.co.jp/

ハイランドふらの|富良野

「ハイランドふらの」は、富良野市の市街地から山の方へ少し登ったところにあるホテルです。朝6時から日帰り入浴が可能で、露天風呂からラベンダー畑を鑑賞できます。

ホテルの館内には軽食コーナーがあり、温泉とラベンダー、食事を楽しめるのが魅力です。

日帰り入浴の料金は大人640円、中学生410円、小学生260円です。大人のみ6〜8時まで早朝料金が適応されるため、100円安く入浴できます。ホテルの利用はもちろん、キャンプや車中泊などで温泉だけを利用したい方にもおすすめです。

施設名ハイランドふらの
住所北海道富良野市島ノ下
開門時間6:00~23:00 (最終受付 22:00) ※日帰り入浴の場合
定休日不定休
アクセスJR富良野線:富良野駅から車で約14分
駐車場あり(約250台)
公式サイトhttps://www.highland-furano.jp/

東海大学札幌キャンパスラベンダー畑|札幌市

画像引用元:東海大学札幌キャンパス

札幌市南区南沢は、日本のラベンダー発祥の地と言われています。そんな歴史から地域交流の目的としてラベンダーを栽培しているのが「東海大学札幌キャンパスラベンダー畑」です。

毎年「南沢ラベンダーまつり」の開催と合わせてラベンダー畑が一般公開されます。
公開期間はお祭り当日の1日のみとなりますが、合わせて模擬店やコンサートなども楽しむことができます。

アクセスは車でもできますが、駐車場は学生優先なので公共交通機関を利用したいところ。最寄り駅の地下鉄真駒内駅からはバスで約25分です。

施設名東海大学札幌キャンパスラベンダー畑
住所北海道札幌市南区南沢5条1-1-1
開門時間要確認 ※23年度は10:00~15:00
定休日要確認 ※23年度の一般公開はまつり開催日の1日のみ
アクセス札幌市営地下鉄南北線:真駒内駅から車で約10分
じょうてつバス:東海大学前バス停下車 徒歩すぐ
駐車場あり
公式サイトhttps://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/campus-sapporo/

旬を迎えた北海道のラベンダーを見に行こう!

ラベンダー畑に行ったら、ラベンダーソフトを食べたり、香水やオイルの香りに癒されたり、さまざまな思い出をつくれます。美瑛や富良野はじゃがいもやメロン、札幌はジンギスカンやラーメンも有名です。

北海道に訪れたことがない方も、この機会に北海道のラベンダーを見に行ってみてはいかがでしょうか?

※ 本記事は2024年5月1日時点の内容です

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