ブルーベリー狩りのベストな時期は品種によってさまざま。旬のブルーベリーを満喫したいなら、事前の情報収集が欠かせません。。本記事ではブルーベリー狩りのベストな時期を品種ごとに分けて解説。ブルーベリー狩りのコツや、持っていくと便利なものについても紹介しています。今年の夏は旬のブルーベリーを狩りに行きましょう。
この記事の目次
初心者でもわかる!ブルーベリー狩りの魅力は?
ブルーベリー狩りは、年齢を問わず楽しめます。果物狩りのなかでもとくに人気があるブルーベリー狩り。その魅力を紹介します。
子どもも自分で摘める
ブルーベリーは、果樹の中でも樹木の高さが低い品種です。成長したブルーベリーの樹木の高さは約2メートルほど、実がなるのは地上1メートルほどの高さまでです。
また、ブルーベリー狩りは実がとても小さいので、ハサミなどの道具を使用せずに指で摘み取ることができます。小さな子どもでも、手を伸ばして自分の手で実を摘むことができるため、家族での思い出作りにぴったりです!
採れたてはやっぱり美味しい
ブルーベリーは収穫したてが一番甘くて美味しいといわれます。またりんご狩りやメロン狩りとは違って実が小さいため、収穫しながらその場で次々に口に運べるのも魅力です。新鮮な美味しさを実感できるのが、ブルーベリー狩りの大きな魅力のひとつです。
またブルーベリーは品種によって味が異なるので、複数の品種の樹木が栽培されている果樹園なら食べ比べしてみるのもおすすめ。実が大きく、ブルーベリー特有の甘酸っぱさが絶妙な「ハイブリッシュ系」や、ハイブリッシュ系よりは実が小粒で甘みが強い「ラビットアイ系」など、複数の品種を食べ比べて、お気に入りのブルーベリーを見つけてみるのもよいですね。
美容効果も高い
「ブルーベリーは目に良い」と言われていますが、実は美容効果も抜群です。
ブルーベリーには、ポリフェノールのひとつである「アントシアニン」が豊富に含まれています。アントシアニンには目の働きを活性化する作用があると言われていますが、もうひとつ、美容に欠かせない抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、老化を抑える作用のこと。ブルーベリーの抗酸化作用によって、血管の老化やシミ・しわを生じづらくし、美肌効果が期待できるといわれています。加えて、同じく抗酸化作用が強いビタミンEも豊富です。また食物繊維も含まれているので、便秘予防にも効果的。
ブルーベリーは、とくに女性に嬉しい成分がたっぷり詰まったスーパーフルーツなんです!
ブルーベリー狩りのベストな時期はいつ?
ブルーベリーにはさまざまな品種があります。大きく分けると、耐寒性が強いノーザンハイブッシュブルーベリー(北部ハイブッシュ)、暖地向けのラビットアイブルーベリー、冬季が温暖な地域で育つサザンハイブッシュブルーベリー(南部ハイブッシュ)の3種類。
それぞれの品種によってベストな収獲時期が少しずつ異なるので、事前に確認してからブルーベリー狩りに行きましょう。
品種 | 旬の時期 |
ノーザンハイブッシュブルーベリー | 6月中旬~8月上旬 |
サザンハイブッシュブルーベリー | 6月中旬~8月上旬 |
ラビットアイブルーベリー | 7月~9月 |
食べごろのブルーベリーを見分けるためには、実の大きさと色をチェックしてみてください。
実が大粒でハリがあり、樹の幹とつながっている軸の部分まで皮が濃い青紫色になっているものを選びましょう。とくに白い粉のようなものがついている実は、完熟しているサインです。白い粉は「ブルーム(果粉)」と呼ばれ、完熟したブルーベリーが自然に分泌するものです。大粒で色が濃く、ブルームがついた実がおすすめ!
食べごろのブルーベリーを見つけて、ブルーベリーの甘さを堪能してください。
ブルーベリーの上手な摘み方
ブルーベリーの摘み方はとても簡単です。実をやさしくつまみ、軽くひねったり持ち上げたりするだけで摘み取れます。力を入れる必要はありません。
力を入れないと実が取れない場合は、まだ熟しておらず食べ頃ではないというサインです。無理に引っぱると近くの実や苗を傷つける原因になるので、ほかの熟した実を探すようにしましょう。
ブルーベリー狩りで必要な持ち物
初めてブルーベリー狩りに行くときには、何を持っていけばいいのか分からない方もいるでしょう。ここでは、ブルーベリー狩りに必要な持ち物を紹介します。ブルーベリー狩りに行く際には、ぜひ参考にしてください。
ウェットティッシュ
摘み取る前にウェットティッシュで手をきれいにしておきましょう。ブルーベリーを摘み取ると、果汁で手がベタベタになるので、ウエットティッシュは必須です。タオルや洋服など、乾いた生地に果汁が付くとなかなか色が落ちないので要注意です。
飲み物
ブルーベリー狩りのシーズンは、初夏から真夏にかけての時期です。ブルーベリーの摘み取りに夢中になると、つい水分を採ることを忘れてしまいがちです。熱中症対策のために、飲み物を持参してこまめに水分補給を行いましょう。
日焼け止め、帽子
屋外でブルーベリー狩りを行うため、日焼け止めを塗ったり帽子をかぶったりして、紫外線対策も入念に行いましょう。帽子はなるべくつばの広いものを選んで、熱中症対策にもなるようにしましょう。
虫よけスプレー、かゆみ止め
ブルーベリー畑は、暑い時期には虫がいます。虫刺され対策として、虫よけスプレーや虫刺され用のかゆみ止めを持参しておくと役立ちます。
長袖の上着
日焼け対策、虫よけ対策のために、長袖の上着を羽織ってブルーベリー狩りを行うと安心です。通気性の良い生地を使用した上着であれば熱がこもらないので、熱中症の心配をせずに着用できます。
クーラーボックス、タッパー、保冷剤
摘み取ったブルーベリーを持ち帰るためのタッパーも準備しておきましょう。ブルーベリーは冷やした状態で持ち帰ることで、鮮度を保つことができます。クーラーボックスや保冷剤も用意しておきましょう。
今年の夏はブルーベリー狩りに出かけよう
年齢を問わず手軽に楽しめる、魅力がたっぷりのブルーベリー狩り。旬のフルーツを思い切り食べられる、美味しくて楽しい体験です。家族でのお出かけはもちろん、恋人や友人とのお出かけにもぴったり!
今年の夏は、ブルーベリー狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2024年4月27日時点の内容です。