カラデル 見つかる広がる毎日へ

人気のキーワード

【聖地巡礼】練馬でサクッと「チェンソーマン」に触れる日帰り旅

【聖地巡礼】練馬でサクッと「チェンソーマン」に触れる日帰り旅

今回、聖地巡礼の旅に選んだのは、人気マンガ「チェンソーマン」。2021年にマンガでは最終回を迎え、現在「少年ジャンプ+」で第2部が連載されていいます。2022年に放送されたアニメが話題を呼んだのは記憶に新しいですね。
マンガとアニメでも登場した舞台「練馬」が「チェンソーマン」の巡礼地。エリアが限られているため、サクッと聖地巡礼したい方にはぴったりです。
巡礼スポットとともに、練馬に住む地元の人おすすめのグルメもご紹介。さあ、筆者が実際に足を運んでまとめた本記事を片手に、聖地巡礼を楽しみませんか?

チェンソーマンとは

劣悪な環境のなか父親の借金を返すため、悪魔を駆除するデビルハンターとして生計を立てていた主人公デンジ。あることがきっかけでチェンソーマンの悪魔に変身する力を手に入れ、これまでの生活が一変することになる……。
チェンソーマンは、これまでの少年ジャンプにはあまりなかったダークファンタジー作品。過激なタッチや衝撃的な展開が話題になっています。

本記事では、マンガの第1部5話目、アニメでは第1シーズンの3話に登場した練馬エリアを紹介していきたいと思います。

デンジとパワーが歩いたかもしれないビル群

都道439号(千川通り)のビル(5話)

上司であるマキマから人通りの少ない場所だけパトロールすることと指示を受け、練馬エリアのビル群の屋根を歩く主人公デンジと血の魔人パワーの二人。
このカットで猫に目をやるパワーは次の展開の伏線だったのでしょうか。何の伏線なのかは、ぜひマンガとアニメをチェックしてみてください。

このシーン、実はどこの巡礼サイトにも紹介してないのです。なので正直違うかもしれませんが、デンジとパワーがまっすぐ歩いて練馬駅前に着いたとすれば、ここらへんだろうと考え練馬消防署前を撮影しました。あの二人なら歩けそうな屋上が並んでいます。

さて次は、パワーがビルから飛び降りてハンマーを振り下ろしたあの場所へ。

スポット情報
施設名練馬消防署前/都道439号(千川通り)
住所東京都練馬区練馬1‐2周辺
アクセス各線:練馬駅から徒歩約3分

パワーがジャンプして飛び降りたビルの屋上

光運ビルの屋上(5話)

悪魔の知らせを聞いて現場に走るパワー。アニメでもスピード感のあるカットが印象的ですね。ビルの屋上から飛び降りて、大きなハンマーを出現させたパワー。

この聖地スポットがどこにあるかのヒントは、悪魔が出現した場所です。蛇足ですが、ハンマーの取っ手のしなり具合を見て、筆者はシティーハンターの牧村香を思い出しました。

ここがその実際の現場。マンガではちょっとわかりにくいですが、ビルの一番上の窓の配列がアニメのシーンそのままですね。このビルからパワーは飛び降りたんですね~。地上7階建て、さすが魔人の能力。良い子はマネしないように。

次は、パワーがハンマーを振り下ろした場所。そこはこのビルと目と鼻の先の道路なんです。

スポット情報
施設名練馬駅南口前
住所東京都練馬区練馬1‐3‐5
アクセス各線:練馬駅から徒歩すぐ

「ナマコ?」の悪魔が出現した練馬駅前

練馬駅南口前(5話)

次のシーンが、練馬駅前の道路にドンと現れた「ナマコの悪魔」。民間のデビルハンターが、電話ボックスで状況を説明していますね。マンガ版でもアニメ版でも大きく練馬駅という文字が確認できます。
パワーがハンマーで「ナマコの悪魔」をやっつけてしまい、「ナメコ」と言って呆然とする次のシーンも衝撃的です。

実際の現場はこちら。あれ、なんか違う……。そう、電話ボックスがなくて街灯が立っているんです。でも電話ボックスがないものの、そのままの景色。
道路は車が結構走っていますし、歩道の往来も多いので撮影タイミング難しいかも。もし可能なら、スマホのカメラで“長時間露光”での撮影がおすすめです。

次はパワーがナマコの悪魔をめちゃくちゃにしてしまった後のシーンの場所へ。

スポット情報
施設名練馬駅南口前
住所東京都練馬区練馬1‐3‐5
アクセス各線:練馬駅から徒歩すぐ

マキマに説教されるパワーとデンジ

ブックファースト練馬店と須弥書店(SUYA)(5話)

パワーが余計なことをしたせいで、マキマに現場で怒られているシーンですね。清掃している人の姿が描かれているので、さっきの電話ボックスがある道路の反対側の道路と想像できますね。
ただ、実際の現場は大江戸線「練馬駅」の入り口があり、こういった景色ではないんです。じゃあ、ここは藤本タツキ先生の想像のシーンかも。でもなぜか悔しくて、無理やり探してみました。

ナマコの魔人の出現現場ともっとも近い本屋さんが、練馬駅西口を出てすぐの「ブックファースト練馬店」。雑誌のラックとか自動ドアとかは良い感じだけど、ちょっと違いますね。

もう一か所見つけたのが練馬駅から徒歩圏内の「須弥書店(SUYA)」です。なぜここ?となりますが、マンガに出ている書店の名前が「スダ書店」。「スダ」と「スヤ」……。この聖地特定はちょっと無理やり感が否めません。
でも、こんな風に自分で探してみるのも聖地巡礼の魅力ではないでしょうか。

スポット情報
施設名ブックファースト練馬店
住所東京都練馬区練馬1-5-10
営業時間10:00~22:00
定休日要確認
アクセス各線:練馬駅から徒歩すぐ
公式サイトhttp://www.book1st.net/shops/tok_b26.html
施設名須弥書店(SUYA)
住所東京都練馬区練馬1-24-1
営業時間10:00~21:30
定休日日曜
アクセス各線:練馬駅から徒歩約5分

数々のアニメの聖地だった練馬エリア

タッチ、らんま1/2、のだめカンタービレなど

実はこの練馬エリアは、チェンソーマンだけではなく「のだめカンタービレ」や「らんま1/2」などでも登場したアニメの聖地なんです。伝説のマンガ「タッチ」に登場したカフェ「南風」のモデルとなった喫茶店もあったんです(2022年に閉店)。

練馬エリアにアニメの聖地が多いのは、ここがアニメの制作関連会社が多いことが理由のひとつなのだそう。あなたの好きなアニメにも練馬エリアの風景が描かれているかもしれません。

聖地の感想を語り合えるグルメな地元店

巡礼で疲れた身体を一休みさせるため、減ったおなかを満たすため、ここからは練馬駅周辺のおすすめグルメ店を厳選して3店舗ご紹介します。

マッシュポテト

最初にご紹介するのは「マッシュポテト」。練馬から徒歩約1分の好立地に佇む喫茶店。お店ができたのは今から約40年前。半世紀近くもの長い間、地元の人たちの憩いの場として愛され続けています。

朝8時から夜20時まで営業しているのもうれしいポイント。早朝の巡礼には、写真のようなモーニングセットはいかがでしょう。表面はカリっと中身がフワフワのトースト。マスターが丁寧に焼いてくれています。
ランチや夕食におすすめなのがビーフシチュー。とろとろのお肉がたまらない一品です。

店舗情報
施設名マッシュポテト
住所東京都練馬区練馬1-18-2
営業時間8:00~20:00
定休日要確認
アクセス各線:練馬駅から徒歩約1分

練馬展望レストラン

練馬駅から徒歩で約6分。練馬区役所のビルの20階にお店を構える「練馬展望レストラン」。
その名の通り、ここからは横浜ランドマークタワーや富士山、高尾山などが一望できちゃうんです。

おすすめの料理は、奥出雲地方で生まれた黒毛和牛の子牛をそのまま奥出雲地方で大切に育てたブランド牛「奥出雲和牛」を使った「奥出雲和牛網焼き膳」。肉は柔らかくジューシーで、しっかりうま味が感じられるお肉です。
練馬エリアを一望しながらおいしい料理をいただく、そんな贅沢なひとときが叶いますよ。

店舗情報
施設名練馬展望レストラン
住所東京都練馬区豊玉北6-12-1 練馬区役所本庁舎 20F
営業時間11:30~21:00(LO.20:00)
定休日第4日曜 及び年末年始
※3月11日(土)、12日(日)、24日(金)は16時閉店(15時ラストオーダー)
アクセス各線:練馬駅から徒歩6分
駐車場あり(有料)
公式サイトhttps://nerimatenbourestaurant.owst.jp/

小姑娘(ショウクウニャン)

練馬駅から徒歩約3分。地元の方から愛され続けて50年以上。今の店主さんで3代目になる老舗の中華屋さん「小姑娘(ショウクウニャン)」。お昼はもちろん土日も行列必至の人気店です。

メニューに「レバニラ」が2種類あるのにご注目。ひとつは、レバをモヤシとニラで炒めたランチ限定の「レバニラ定食」。もうひとつは、一品で提供される野菜がニラのみの「レバとニラの炒め物」です。両品とも「これまで食べたレバニラのなかで一番おいしい!」という声もあるほどの逸品なんです。餃子も癖になる味わい。チャーハンもパラパラでお米一粒一粒がおいしい。
ちなみにお昼の時間帯だと、ランチのレバニラと一品のレバニラの両方注文できるので、食べ比べても面白いかもしれませんよ。

店舗情報
施設名小姑娘(ショウクウニャン)
住所東京都練馬区豊玉北5-20-10 村田ビル1F
営業時間11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~22:00(L.O.21:30)日曜営業
定休日水曜
アクセス各線:練馬駅から徒歩約3分

練馬エリアは、様々なアニメの聖地となっているのでライトに巡礼をしたい方にぴったり。おいしい料理が味わえるお店も多いので、ぜひこの記事をきっかけに訪れてみてはいかがでしょうか。

※ 本記事は2023年2月14日時点の内容です。

あわせて読みたい

この記事を書いた人

【聖地巡礼】練馬でサクッと「チェンソーマン」に触れる日帰り旅

吉田ふとし

カラデル編集部

caradel(カラデル)編集部エディター兼ライター。東京生まれ東京育ち。マンガ、お酒、旅行が趣味で特に国内の温泉地や旅館が大好き。みなさんが体験したくなる情報を、温度感高くお届けいたします。

先頭へ戻る