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日帰りドライブにもぴったり!自然を感じる関東の滝15選

日帰りドライブにもぴったり!自然を感じる関東の滝15選

「滝」自然がつくりだす絶景のひとつ。この記事では、有名な「華厳の滝」や「袋田の滝」をはじめ、東京から日帰りで行ける関東の滝をご紹介。それぞれに規模や形は違いますが、どれも人気の高い滝ばかり。ぜひ参考にしてくださいね。

関東の名瀑【栃木県】

日光国立公園を始めとした自然スポットが揃う栃木県には、一度は見ておきたい滝もたくさんあります。まずは、栃木県を代表する滝を見ていきましょう。

華厳ノ滝(けごんのたき)

たくさんの滝があることで知られる日光のなかでも、とくに高い知名度を誇る華厳ノ滝(けごんのたき)。中禅寺湖から流れる水が高さ97mから落ちる姿は、まさに圧巻です。長い時間をかけて育まれた滝の造形美と雄大な自然を満喫できます。

また、春夏は新緑、秋は紅葉、冬は凍った小滝のブルーアイスといったように、訪れる季節によって異なる景観を満喫できるのも嬉しいポイントです。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間30分

施設名華厳ノ滝(けごんのたき)
住所栃木県日光市中宮祠
営業時間華厳滝エレベーター
3月1日~4月30日:8:00~17:00
5月1日~9月30日:8:00~17:00
10月1日~10月31日・11月1日~11月30日:8:00~17:00
12月1日~2月末日:9:00~16:30
定休日要確認
アクセス東武バス(JR日光線日光駅・東武日光線 東武日光駅より乗車):中禅寺温泉下車 徒歩約5分
駐車場あり
※駐車場からの滝までの距離:約3分
公式サイトhttp://kegon.jp/

竜頭ノ滝(りゅうずのたき)

竜頭ノ滝(りゅうずのたき)は、階段状の岩場を勢いよく流れ落ちる姿を見られる迫力満点の名です。滝壺付近の巨岩によって2つの流れに分かれた部分が竜の頭のように見えることから、竜頭ノ滝と名付けられました。

初夏はトウゴクミツバツツジが開花し、赤紫色の幻想的な色に包まれます。秋になると徐々にシナノキやモミジが色づき、鮮やかな景観に。とくに、観瀑台から望む紅葉と滝壺のコントラストが美しいことで知られています。壮大な自然が創り出す景観は、忘れられない思い出になるでしょう。

なお、観瀑台の近くには「龍頭之茶屋」があり、お茶やお団子をいただきながら休憩できます。滝を眺められる席もあるので、ぜひ立ち寄ってはいかがでしょうか。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間30分

施設名竜頭ノ滝(りゅうずのたき)
住所栃木県日光市中宮祠
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス東武バス(JR日光線日光駅または東武日光線東武日光駅より乗車):竜頭の滝下車 徒歩約2分
駐車場あり
※駐車場からの滝までの距離:約3分
公式サイトhttp://www.nikko-kankou.org/spot/6/

霧降ノ滝(きりふりのたき)

霧降ノ滝(きりふりのたき)は、日光五名瀑、さらに日光三名瀑のひとつとして多くの人々に親しまれてきた滝です。滝の美しさに惹かれた浮世絵師・葛飾北斎が「下野黒髪山きりふりの滝」と題した絵を描いたことでも知られています。

滝は上下2段に分かれており、上段は25m、下段は26m、高さは75m。水が一気に流れ落ちるのではなく、上段は激しく、下段は穏やかにといったように、流れる場所によって水の流れ方が変わるのが特徴です。下段では水が霧のように流れていくため、霧降ノ滝と名付けられたとされています。

また、秋になるとナナカマドやカエデなどが色とりどりに染まり、紅葉の絶景スポットとしても有名です。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間10分

施設名霧降ノ滝(きりふりのたき)
住所栃木県日光市所野
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス東武バス(JR日光線日光駅または東武日光線東武日光駅より乗車):霧降の滝下車 徒歩約10分
駐車場あり
※駐車場からの滝までの距離:約5分
公式サイトhttp://www.nikko-kankou.org/spot/120/

湯滝(ゆだき)

湯滝(ゆだき)も日光五名瀑のひとつに入り、たくさんの観光客が訪れる人気スポットとして知られています。湯ノ湖の南端に位置し、長さ110m、落差70mの迫力のある滝です。湯川の流れをせき止め湯ノ湖を形成した溶岩の岩壁を湖水が勢いよく流れていきます。

絶景を眺めるなら、滝壺近くに設置された観爆台へ行くのがおすすめです。水しぶきを上げて滝が流れていく様子を目の前で楽しめます。

また、春になるとシャクナゲやツツジが花開き、滝壺の周辺は艶やかなピンク色に。秋にはナナカマドやカエデが赤く色づき、美しい紅葉を鑑賞できます。

なお、湯滝は戦場ヶ原から続くハイキングコースの途中にあるので、ハイキングのついでに立ち寄るのも良いでしょう。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間40分

施設名湯滝(ゆだき)
住所栃木県日光市湯元
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス東武バス(JR日光線日光駅または東武日光線東武日光駅より乗車):湯滝入口下車 徒歩約5分
駐車場あり(積雪時は駐車不可)
※駐車場からの滝までの距離:約10分
公式サイトhttp://www.nikko-kankou.org/spot/115/

関東の名瀑【群馬県】

群馬県は利根川を中心とした多様な水辺環境を形成しており、美しい滝を見られるエリアでもあります。ここからは、そんな群馬県の名瀑を見ていきましょう。

嫗仙の滝(おうせんのたき)

嫗仙の滝(おうせんのたき)は、草津町の南東に位置する自然林の滝です。50〜60万年前、草津白根山の噴火で火砕流が堆積し、滝が形成されたと言われています。岩壁が赤茶色になっており、ほかの滝では見られない不思議な景観を楽しめるところが魅力です。

落差は25mあり、うねるような繊細な流れには女性的な雰囲気があります。滝壺付近の眺めは迫力があり、心地良い水しぶきからはマイナスイオンを感じられるでしょう。春はツツジ、秋は紅葉と自然林ならではの景観も満喫できます。

また、滝の横にあるカツラの木も必見。樹高35m、幹周6.7mの巨木で「森の巨人たち100選」に選ばれています。なお、滝までの道は登山道になっているため、歩きやすい靴・服装で訪れてください。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約3時間

施設名嫗仙の滝(おうせんのたき)
住所群馬県吾妻郡草津町
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス草津温泉街から車で約10分
駐車場あり
※駐車場からの滝までの距離:約30分
公式サイトhttps://www.kusatsu-onsen.ne.jp/category/detail/index.php?c=2&g=2&kcd=34

吹割の滝(ふきわれのたき)

吹割の滝(ふきわれのたき)は、美しい自然と迫力満点の景観が魅力の滝です。岩壁の大きな割れ目から水が吹き出て滝となった姿がまるで巨岩が吹き割れているように見えるため「吹割の滝」と呼ばれています。

また、高さ7m、幅30mの幅広の形状も特徴のひとつ。豪快にしぶきをあげながら水が流れ落ちる様子がナイアガラの滝のように見えることから「東洋のナイアガラ」との別名でも親しまれています

初夏は新緑、秋は紅葉と季節によって変わる景観も見どころです。滝から続く遊歩道を10分ほど行くと観爆台に到着し、周りの森林と滝の美しいコントラストを眺められます。少し足を伸ばして森林浴を楽しんではいかがでしょうか。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間20分

施設名吹割の滝(ふきわれのたき)
住所群馬県沼田市利根町追貝
営業時間自由(遊歩道は夜間通行止め)
定休日12月中旬~3月下旬は冬季閉鎖
アクセス関越自動車道:沼田ICから約25分
バス(JR上越線沼田駅より乗車):吹割の滝下車 徒歩約3分
駐車場あり(約10台)
※駐車場からの滝までの距離:約5分
※利根支所前駐車場も駐車可能
公式サイトhttps://www.numata-kankou.jp/fukiwarenotaki/

関東の名瀑【茨城県】

茨城県には、国の名勝・袋田の滝を始めとした圧巻の滝が揃っています。ここでは、東京からもアクセスしやすい茨城県の名所をチェックしていきましょう。

袋田の滝(ふくろだのたき)

袋田の滝(ふくろだのたき)は、日本三名瀑のひとつに数えられ、国の名勝として知られる滝です。高さ120m、幅73mと規模の大きな滝で、壮大な景色を見ることができます

水が岩壁を流れる際に4段に分かれることから「四度(よど)の滝」という別名も。また、西行法師が「この滝は、それぞれの四季に1度は訪れなければ本当の風趣を楽しめない」と言ったことが「四度の滝」の由来になったという説もあります。

初夏の新緑、秋の紅葉のほかに冬は滝が白く凍る氷瀑を見ることができ、まさに「それぞれの季節に訪れたい」と思わせる魅力を感じられるでしょう。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間40分

施設名袋田の滝(ふくろだのたき)
住所茨城県久慈郡大子町袋田
営業時間観瀑施設(袋田の滝トンネル)
5月〜10月:8:00〜18:00
11月:8:00〜17:00
12月〜4月:9:00〜17:00  

※「大子来人~ダイゴライト~(ライトアップイベント)」
開催期間中は下記のとおり変更
11月:8:00〜20:00
12月〜1月:9:00〜19:00
定休日年中無休
アクセス常磐自動車道:那珂ICから約60分
JR水郡線:袋田駅から徒歩約40分、タクシーで約10分
バス(JR水郡線袋田駅より乗車):滝本下車 徒歩約10分
駐車場あり(町営無料第1駐車場:50台、町営無料第2駐車場:220台、民間有料駐車場:700台)
※駐車場からの滝までの距離:約15分
公式サイトhttps://www.daigo-kanko.jp/fukuroda-falls.html

月待の滝(つきまちのたき)

月待の滝(つきまちのたき)は、久慈川の支流として知られる大生瀬川によって作り出された滝です。高さ17m、幅12mで、川から流れてきた水が筋になって流れ落ちます。普段は二筋の夫婦滝ですが、水量が増えると三筋の親子滝になるのが特徴です。

この珍しい形状から子育てや安産の神である二十三夜尊(にじゅうさんやそん)の信仰の地となり、祈りを捧げる婦女子が二十三夜の月を待ったことから月待の滝と名付けられました。

また、水に体を濡らさずに滝の裏側へ行けるのも注目ポイントです。そのため「くぐり滝」や「裏見の滝」とも呼ばれており、マイナスイオンを浴びながら心地良い時間を過ごせます。

四季を通して美しい自然を感じられる場所としても有名ですが、とくに見ておきたいのが秋の紅葉。滝に続く沿道にモミジの木が並んでおり、格別の美しさを楽しめます。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間40分

施設名月待の滝(つきまちのたき)
住所茨城県久慈郡大子町川山
営業時間要確認
定休日要確認
アクセスJR水郡線:下野宮駅から徒歩約30分
駐車場あり
※駐車場からの滝までの距離:約2分
公式サイトhttps://www.daigo-kanko.jp/spot-0004.html

関東の名瀑【埼玉県】

東京から気軽にアクセスできる埼玉にも、注目の自然スポットがあります。マイナスイオンをたっぷり感じられる埼玉県の名瀑へお出かけしてみませんか?

黒山三滝(くろやまさんたき)

黒山三滝(くろやまさんたき)とは、男滝(おだき)・女滝(めだき)・天狗滝(てんぐたき)のことです。男滝と女滝は越辺川支流である三滝川へ流れ落ちる上下2段の滝で、天狗滝は男滝と女滝から少し離れた下流に位置しています。

室町時代に山岳宗教修験道の拠点となったことで信仰を集め、昭和26年には黒山三滝を中心としたエリアが県立黒山自然公園となりました。

かつて修験の場であったことにちなみ、毎年7月の第1日曜日には滝開きを開催。巫女や山伏、天狗、修験者の姿に変身した人々によって滝清めの儀を始めとした儀式が行われます。

また、春は青々とした新緑、夏は涼やかな風、秋は見事な紅葉、冬は雪景色といったように、訪れる季節によってまったく異なる趣を感じられるところも魅力です。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約1時間30分

施設名黒山三滝(くろやまさんたき)
住所埼玉県入間郡越生町大字黒山
営業時間要確認
定休日年中無休
アクセスバス(JR八高線・東武越生線越生駅より乗車):黒山下車 徒歩約15分
駐車場あり(黒山三滝町営駐車場:23台、全洞院前町営駐車場:10台)
※駐車場からの滝までの距離:約15分~20分
公式サイトhttps://www.town.ogose.saitama.jp/kankonavi/meguri/1450770452867.html
https://ogose-kanko.jp/tourist_attractions/kuroyamasantaki/

関東の名瀑【千葉県】

海のイメージが強い千葉県ですが、実は森林に囲まれた美しい滝の名所もあります。東京からアクセスしやすく、豊かな自然を感じられる名瀑を訪れてみませんか?

粟又の滝(あわまたのたき)

粟又の滝(あわまたのたき)は、養老渓谷の上流に位置する房総半島を代表する名瀑です。長さ100m、落差30mの緩やかな形状になっており、水しぶきをあげながら岩肌を流れる姿は幻想的な雰囲気を感じられます

近くには下流まで続く養老川沿いの自然遊歩道があり、森林浴を満喫しながら散策できるのも嬉しいポイント。春夏の緑、秋の紅葉と、季節によって姿を変え、豊かな自然に包み込まれます。

遊歩道の脇には大小の滝や迫力満点の断崖など、粟又の滝以外の見どころも満載。小鳥のさえずりや川のせせらぎを聴きながら、癒しの時間を過ごしてはいかがでしょうか。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約1時間30分

施設名粟又の滝(あわまたのたき)
住所千葉県夷隅郡大多喜町粟又
営業時間要確認
定休日要確認
アクセスバス(いすみ鉄道いすみ線上総中野駅より乗車):粟又の滝下車徒歩約1分
バス(小湊鉄道線養老渓谷駅より乗車):粟又の滝下車徒歩約1分
圏央道:木更津東ICから約23km
圏央道:市原鶴舞ICから約20km
館山自動車道:市原ICから約36km
駐車場あり(大型車3台、普通車37台)
※駐車場からの滝までの距離:約10分
公式サイトhttp://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/10,388,60,127,html

関東の名瀑【東京都】

東京には、都会から一歩離れると豊かな自然を感じられるスポットがたくさんあります。気軽にアクセスできる東京の名瀑を訪れて、自然に包まれる時間を楽しみませんか?

払沢の滝(ほっさわのたき)

払沢の滝(ほっさわのたき)は、秋川の源流の奥地に位置し、全4段で形成される高度差60mの滝です。都内で唯一「日本の滝百選」に選出された名所として知られています。

遊歩道から眺められるのは、最下段(落差約23.3m)の部分です。木漏れ日に輝きながら清水が流れ落ちていく姿は、美しいの一言。透明度が高く、近隣の飲料水としても利用されています。

また、春夏の新緑や秋の紅葉が見事なのはもちろんのこと、冬には滝が結氷した神秘的な様子を楽しめるのも人気のポイントです。氷瀑クイズなどのイベントも開催されるので、参加してみるのも良いでしょう。

滝に続く遊歩道は綺麗に整備され、かつて郵便局だった建物をリノベーションした土産物店や、村の陶芸作家の作品を展示するギャラリー喫茶などもあり、観光を楽しみたいときにもぴったりです。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約1時間10分

施設名払沢の滝(ほっさわのたき)
住所東京都西多摩郡檜原村本宿5545
営業時間要確認
定休日要確認
アクセスバス(JR五日市線武蔵五日市駅より乗車):払沢の滝入口下車 徒歩約15分
駐車場あり(28台)
※駐車場からの滝までの距離:約15分
公式サイトhttps://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000000023.html
https://hinohara-kankou.jp/spot/hossawanotaki/

百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)

画像引用元:百尋ノ滝公式サイト

百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)は高さ約30mを誇り、奥多摩最大級とも言われる名瀑です。川苔山の登山コースにあるため、川沿いの林道を歩きながら雄大な滝の景観を眺められます。

滝壺の付近では水しぶきがミストシャワーのように降り注ぎ、暑い夏の日も涼やかな気持ちになれるでしょう。マイナスイオンを感じながら、癒しのひとときを過ごしたい場合におすすめです。また、秋になると周りの木々が赤や黄色に染まり、紅葉狩りを満喫できます。

百尋ノ滝までに至るルートはいくつかありますが、代表的なのが川乗橋からスタートする約2時間のコース。清流に沿って続くコースなので、奥多摩の自然を思う存分に満喫しながら登山を楽しめます。ただし、本格的な山道が続くため、きちんと装備を整えてから訪れるようにしてくださいね。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間

施設名百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)
住所東京都西多摩郡奥多摩町氷川
営業時間要確認
定休日要確認
アクセスバス(JR青梅線奥多摩駅より乗車):川乗橋下車 徒歩約90分
駐車場要確認
公式サイトhttps://www.ohtama.or.jp/sightseeing/343.html

関東の名瀑【神奈川県】

神奈川県は、海や平野に加え、相模川や芦ノ湖などの変化に富んだ自然環境に恵まれており、複数の名瀑も有するエリアです。最後に、神奈川県でおすすめの滝をチェックしましょう。

洒水の滝(しゃすいのたき)

洒水の滝(しゃすいのたき)は「日本の滝百選」「名水百選」「かながわの景勝50選」などに指定された神奈川を代表する名瀑として知られています。三段で形成されており、一の滝は落差69m、二の滝は落差16m、三の滝は落差29mと、豪快な流れが特徴です。

安全確保の観点から滝壺まで行くことはできませんが、赤橋から一の滝を見上げられます。滝が流れ落ちる音とマイナスイオンに包まれ、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

また、洒水の滝は鎌倉時代の名僧・文覚上人が100日に渡って滝行をした場所としても有名です。滝の近くには、文覚上人によって安置されたと伝わる滝不動尊があります。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約1時間30分

施設名洒水の滝(しゃすいのたき)
住所神奈川県足柄上郡山北町平山
営業時間要確認
定休日要確認
アクセスJR御殿場線:山北駅から徒歩約35分
バス(JR御殿場線山北駅近くの馬場バス停より乗車):平山下車 徒歩約10分
東名高速道路:大井松田ICから車で約15分
駐車場あり
※駐車場からの滝までの距離:約5分
公式サイトhttps://www.yamakita.net/sightseeing/detail.php?id=18

飛龍の滝(ひりゅうのたき)

飛龍の滝(ひりゅうのたき)は、上段15m、下段25mの二股に分かれた形状が特徴の滝です。神奈川県最大級の滝として知られ、豪快に水が流れ落ちる様子は圧巻の迫力。また、鎌倉時代には修験者が修行に励んだ歴史深い場所でもあります。

滝の周りは真夏でも涼しい空気が流れ、豊かな緑のなかでたっぷりのマイナスイオンを感じられるでしょう。秋になると木々が色づき、紅葉を楽しめるのも魅力です。条件が合えば、冬に滝が氷結する姿も見られます

また、駐車場から滝に至るまでにはハイキングコースが整備されており、川のせせらぎを聴きながら散策を楽しめます。途中には足場の悪い岩場があるため、歩きやすい靴で行くと良いでしょう。山道を歩いたあとに現れる飛龍の滝の絶景は、忘れられない思い出になるはずです。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約1時間30分

施設名飛龍の滝(ひりゅうのたき)
住所神奈川県足柄下郡箱根町畑宿
営業時間要確認
定休日要確認
アクセスバス(箱根登山鉄道線箱根湯本駅より乗車):畑宿下車 徒歩約40分
駐車場あり
※駐車場からの滝までの距離:約30分
公式サイトhttps://www.hakonenavi.jp/spot/1368

千条の滝(ちすじのたき)

千条の滝(ちすじのたき)は、蛇骨川上流に位置する滝です。幅20m、高さ3mの岩盤を、すだれ状になった水が筋を描きながら流れ落ちる様子から千条の滝と名付けられました。

実は、千条の滝は長年に渡り観光客からほとんど認知されずにいました。しかし、大正時代に箱根の名旅館・三河屋旅館の創業者が「この滝の美しさを多くの人に知らせたい」という思いから滝に至るまでの道や周辺を整備したことで、たくさんの観光客が訪れるようになりました。

周辺にはカエデやモミジが群生し、秋には見事な紅葉が広がります。7月頃はゲンジボタルが飛び交い、ロマンティックな景観を楽しめるのも大きな魅力です。

なお、千条の滝はさまざまなハイキングコースの分岐点にもなっているため、散策のついでに立ち寄ってみるのも良いでしょう。

東京からのアクセス時間(車を使用する場合):約2時間

施設名千条の滝(ちすじのたき)
住所神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷
営業時間要確認
定休日要確認
アクセス箱根登山鉄道:小涌谷駅から徒歩約20分
小田原厚木道路:箱根口ICから約10km
駐車場なし
公式サイトhttps://www.hakone.or.jp/528

次の週末は、滝がつくりだす絶景を見に行こう

関東周辺には、都心から日帰りで行ける滝の名所がたくさんあります。今回紹介したなかからお気に入りの滝を見つけて、週末旅行を楽しんでみませんか?

※本記事は2023年7月18日時点の内容です。

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