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千葉で滝めぐりを楽しもう!週末に出かけたいおすすめの滝12選

千葉で滝めぐりを楽しもう!週末に出かけたいおすすめの滝12選

千葉には自然の滝や人工の滝など、さまざまな滝があります。この記事では、日本三名瀑のような規模や知名度こそないものの、気軽に散策したり、気軽にピクニックを楽しめる「隠れた名所」の滝を紹介していきます。

千葉県には意外なほど「滝」がある!

千葉県は房総半島にあり海岸線が長くなっています。山地はありませんが房総丘陵が広がっていて、養老渓谷のような美しい渓谷や滝があることが特徴です。

千葉県では川廻しも多くみられます。川廻しとは、川が大きくカーブしたところを、水路やトンネルで人工的に川の長さを短くする工事です。もとの川の跡は埋め立てて水田にします。この川廻しによってできた新しい川には小さな段差ができ、小さな滝が誕生することがあります。

公園にも人工の滝はありますが、自然の中にあることがほとんどです。自然の中で日々の疲れを癒したいと思っている方に、滝めぐりはピッタリです。千葉県で滝めぐりをしてリフレッシュをしましょう。

【千葉の滝おすすめ1】雄飛の滝|成田市

成田山新勝寺境内にある「雄飛(ゆうひ)の滝」。約20メートルの高さから白糸のように水が流れ落ちる姿に心が奪われます。

滝のそばには御滝不動尊が安置され寺の境内ということもあり、自然の中で荒ぶる滝とは一味も二味も違う神聖なたたずまいを感じさせます。パワースポットめぐりが好きな方にはおすすめの滝です。

雄飛の滝の場所は、成田山新勝寺大本堂のすぐ裏手。成田山新勝寺を訪れたときは、ぜひ立ち寄ってください。

施設名雄飛の滝
住所千葉県成田市成田1
アクセスJR成田線:成田駅西口から徒歩約15分
京成電鉄:京成成田駅から徒歩約15分
駐車場あり
関連サイトhttps://www.naritasan.or.jp/
(成田山新勝寺公式サイト)

【千葉の滝おすすめ2】粟又の滝|大多喜町

「粟又(あわまた)の滝」は、水が滑り台を滑るように流れ、長さは約100メートルに達する迫力満点の滝です。

周囲には「滝めぐり遊歩道」が整備されているので、すぐ近くで滝を見ることもできますよ。紅葉の時期が見ごろとされていますが、新緑に包まれながら水が滑り落ちる姿に自然美を感じます。

粟又の滝に養老の滝の別名がついているように、養老渓谷を代表する滝と言えるでしょう。

施設名粟又の滝
住所千葉県夷隅郡大多喜町粟又
アクセス小湊鉄道養老渓谷駅から小湊鉄道バス「粟又行き」に乗車し「粟又ノ滝」バス停下車徒歩約1分
いすみ鉄道・小湊鉄道上総中野駅から探勝バスに乗車し「粟又ノ滝」バス停下車徒歩約1分
※日曜日運行
駐車場あり(大型車3台・普通車37台) 
関連サイトhttps://www.town.otaki.chiba.jp/kanko_iju_bunka/kanko_iju/kanko_jyouho/5/4/1482.html
(大多喜町公式サイト)

【千葉の滝おすすめ3】万代の滝(養老渓谷)|大多喜町

栗又の滝を見終わったあとに「滝めぐり遊歩道」を下流に歩いていくと、左側に見えてくるのが「万代(ばんだい)の滝」です。10mの急傾斜の岩肌を水が流れ落ちる姿に涼しさを感じます。

水量によって流れ落ちる様子が変わると言われている万代の滝。読者のみなさんが行ったときにはどのような姿を現しているのでしょうか。

ちなみに万代の滝は、綾瀬はるかさんが出演しているファストファッションブランドのCMが撮影された滝としても知られていますよ。

※ 台風13号の影響により立ち入り禁止になっています。最新情報は関連サイトよりご確認ください

施設名万代の滝
住所千葉県夷隅郡大多喜町
アクセス小湊鉄道養老渓谷駅から小湊鉄道バス「粟又行き」に乗車し「粟又ノ滝」バス停下車徒歩約8分
いすみ鉄道・小湊鉄道上総中野駅から探勝バスに乗車し「粟又ノ滝」バス停下車徒歩約8分
※日曜祝日運行
駐車場あり(大型車3台・普通車37台)
関連サイトhttps://www.town.otaki.chiba.jp/kanko_iju_bunka/kanko_iju/kanko_jyouho/5/4/1479.html
(大多喜町公式サイト)

【千葉の滝おすすめ4】小沢又の滝(養老渓谷)|大多喜町

幻の滝とも呼ばれる「小沢又(こざわまた)の滝」は、茶屋を経営する方によって発見されたそうです。滝を見る場所によって異なる表情を見せる魅力があります。

小沢又の滝は崖を切り開いて設置された階段を登った先にあります。私有地にあるため、茶屋に見学料を支払わなければなりません。滝を見たあとに茶屋で休憩して、養老渓谷の滝めぐりで疲れた体を癒すのもよいですね。

※ 遊歩道工事中のため立ち入り禁止になっています。詳しくは大多喜町観光協会サイトをご確認ください

施設名小沢又の滝
住所千葉県夷隅郡大多喜町小沢又1007-1
アクセス小湊鉄道養老渓谷駅から小湊鉄道バス「粟又行き」に乗車し「粟又ノ滝」バス停下車徒歩約18分
いすみ鉄道・小湊鉄道上総中野駅から探勝バスに乗車し「粟又ノ滝」バス停下車徒歩約18分
※日曜祝日運行
駐車場あり(大型車3台・普通車37台)
関連サイトなし

【千葉の滝おすすめ5】金神の滝(養老渓谷)|大多喜町

画像引用元:ちば観光ナビ

約35mの高さから真っ逆さまに水が流れ落ちる「金神(こんじん)の滝」。鳥居ごしに見えるその姿に名前も相まって、言い知れぬパワーを感じます。

金神の滝は、滝を中心に整備された1.5kmの散策路を歩くとたどり着きます。途中には「知恵の穴」と呼ばれる川廻しがあり、中をくぐることもできますよ。

この散策路は、日帰り温泉の「ごりやくの湯」とお食事処「ごりやく亭」の敷地内から延びています。金神の滝を見終わったあとに、温泉やお食事はいかがでしょうか。

施設名金神の滝
住所千葉県夷隅郡大多喜町粟又
アクセス小湊鉄道養老渓谷駅から小湊鉄道バスに乗車し「粟又・ごりやくの湯」バス停下車徒歩約28分
いすみ鉄道・小湊鉄道上総中野駅から探勝バスに乗車し「粟又・ごりやくの湯」バス停下車徒歩約28分
※日曜祝日運行
駐車場あり(ごりやくの湯)
関連サイトなし

【千葉の滝おすすめ6】田代滝|大多喜町

滝壺に大蛇がいるという伝説がある「田代滝(たしろだき)」。高さ9.5m、幅15mと迫力があります。滝の周囲はうっそうとした木々に囲まれ、昼も薄暗く、周囲が苔でおおわれており、本当に大蛇が現れそうな神秘的な雰囲気です。

実は、田代滝は江戸時代の川廻しの土木工事でできた滝だといわれています。それでも周囲の雰囲気は、まるで自然によって生み出された天然の滝そのもの。

伝説と自然の魅力に彩られた田代滝で、マイナスイオンをいっぱい浴びましょう。

施設名田代滝
住所千葉県夷隅郡大多喜町田代495
アクセス小湊鉄道・いすみ鉄道:上総中野駅から徒歩約40分
館山自動車道:木更津北ICより車で約40分
駐車場なし
関連サイトなし

【千葉の滝おすすめ7】濃溝の滝|君津市

「ハートに見える!」「ジブリの映画のようだ!」と有名な「濃溝(のうみぞ)の滝」。洞窟の中を川が流れる幻想的な風景が、まるでアニメの世界に迷い込んでしまったかのような雰囲気を感じさせてくれます。

濃溝の滝は、田代滝と同じように川廻しによって生まれた人工の滝です。江戸時代に掘られた川廻しの洞窟は「亀岩の洞窟」と呼ばれていますが、これは洞窟の中に亀の形に似た岩があるためだとか。

濃溝の滝と亀岩の洞窟の周辺は、清水渓流広場として遊歩道が整備されています。蛍や紅葉などで一年を通して癒しを感じられる場所ですが、ハート形に見えるのは3月初旬の早朝あたりだそうです。ちなみに洞窟の正面付近は崩落の危険があるため、現在は立入禁止です。安全な場所から見学してくださいね。

施設名濃溝の滝
住所千葉県君津市笹1954
アクセスJR久留里線:上総亀山駅からデマンドタクシー(乗合タクシー)で約15分
駐車場あり(第一・第二・第三駐車場 計約130台)
関連サイトhttps://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2259.html
(君津市公式サイト)

【千葉の滝おすすめ8】豊英大滝|君津市

画像引用元:君津市公式サイト

「豊英(とよふさ)大滝」は、君津市にある30か所の滝のなかでも代表的な存在です。幅が20mあり落差7.5mと2.5mの二段式の形状に迫力を感じます。

落差がある上段の滝の滝壺はプールのようになり、下段の滝は緩やかに水が流れ落ちるため滑り台のようになっていて、夏には子どもたちの声が響き渡ります。

なお近隣にコンビニや駐車場はありません。豊英大滝へ行くためには林道を歩くため、しっかりとした服装で行きましょう。

施設名豊英大滝
住所千葉県君津市豊英
アクセスJR内房線君津駅南口から路線バス日東交通周西線に乗車。
中島バス停でコミュニティバス中島・豊英線「県民の森行き」に乗り換え上の台バス停下車
※徒歩30~40分
駐車場なし
関連サイトhttps://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2295.html
(君津市公式サイト)

【千葉の滝おすすめ9】地蔵堂の滝(白糸滝)|富津市

画像引用元:富津市公式サイト

落差12m、幅3mの「地蔵堂(じぞうどう)の滝」。60mにわたって流れ落ちる姿は見ごたえ十分です。また「白糸をかけたよう」に見えることから白糸滝とも呼ばれています。

地蔵堂の滝は一年中水量が安定しており、周辺の景色もよい滝です。ただし滝の近くまで行く道は足場が悪いため十分注意をしてください。また、道路からも地蔵堂の滝が見えますが、走行中の車には十分気をつけましょう。

施設名地蔵堂の滝
住所千葉県富津市志駒
アクセス車のみ
上郷公会堂前から徒歩約8分
駐車場あり(上郷公会堂前)
関連サイトhttps://www.city.futtsu.lg.jp/0000001074.html
(富津市公式サイト)

【千葉の滝おすすめ10】黒滝|南房総市

画像引用元:ちば観光ナビ

うっそうとした木々に囲まれている「黒滝」。「花嫁街道」と呼ばれるハイキングコースの途中にあり、疲れを癒すには最適な場所です。

落差は約15mですが水量は多くありません。少量の水を垂直に落とす姿が実に神秘的です。

黒滝の右の崖の上には洞窟があります。この洞窟は赤穂浪士四十七士・片岡源五右衛門高房の家臣だった向西坊という人物ゆかりの場所としても有名です。

施設名黒滝
住所千葉県南房総市和田町花園
アクセスJR内房線:和田浦駅下車徒歩約30分
駐車場なし
関連サイトhttps://www.mboso-etoko.jp/cgi-bin/co_kanihp/info.asp?uid=510
(南房総市運営サイト)

【千葉の滝おすすめ11】坊滝|南房総市

画像引用元:南房総いいとこどり

落差が25mもある「坊滝」は圧巻の一言。水量の多い時期はまさしく「瀑布」にふさわしい姿です。滝壺付近から見上げるのもよいですが、滝の上にかかる「太鼓橋」からは、坊滝の異なった魅力を見せてくれます。

壮大なスケールの滝ですが、最寄りのバス停から徒歩約30分、駐車場からは徒歩約40分かかってしまいます。しかし、時間をかけてでも、坊滝の雄大さをぜひ感じ取ってください。

施設名坊滝
住所千葉県南房総市増間
アクセスJR内房線館山駅東口から日東交通バス「平群行き」で大畑バス停下車徒歩約30分
※当面の間全便休止中
駐車場あり
関連サイトhttps://www.mboso-etoko.jp/cgi-bin/co_kanihp/info.asp?uid=496&p=39
(南房総いいとこどり)

【千葉の滝おすすめ12】四方木不動の滝|鴨川市

画像引用元:四方木地区 公式サイト

杉と竹の林の中に潜むかのように存在する「四方木不動(よもぎふどう)の滝」。落差約10m・幅約8mで、水量が多いときは右が雄滝、左が雌滝と、左右に分かれた滝が特徴です。

滝壺の底が見えるほど川の透明度が高く、サワガニやカジカガエルなどの姿を見かけることもあります。まさに、自然に癒されたい方にはピッタリの場所でしょう。

四方木不動の滝は、四方木ふれあい館から徒歩約20分の場所にあります。ぜひ、疲れた心と体を癒されに行きましょう。

施設名四方木不動の滝
住所千葉県鴨川市四方木
アクセスJR外房線安房天津駅からコミュニティバス「奥清澄行き」に乗り四方木ふれあい館下車徒歩約15分
駐車場あり(四方木ふれあい館の無料駐車場)
関連サイトhttps://www.city.kamogawa.lg.jp/site/kamogawa-kanko/846.html
(鴨川市公式サイト)

この週末は千葉の滝で癒やされよう

今回は千葉県名にあるおすすめの滝を12か所をご紹介しました!ここで取り上げた滝には、日頃の疲れをいやしてくれそうな自然のパワーを感じます。

次の週末は、ぜひ千葉県で滝めぐりをしてくださいね。

※ 本記事は2024年4月25日時点の内容です。

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