公開日:2023年12月11日
川越のお土産はどれがおすすめ?定番商品や話題の人気商品を紹介します
江戸情緒を味わえるスポットとして人気の「川越」。全国から大勢の観光客が集まり、ノスタルジックな雰囲気やご当地グルメなどを楽しんでいます。今回の記事では、そんな川越の定番土産や人気のお土産をご紹介します。
この記事の目次
小江戸【川越】とは?
東京の北西部に位置する川越市は、江戸時代の情緒を残す町並みが魅力の「小江戸」として知られています。まずはその特徴や魅力を簡単にご紹介しましょう。
歴史と特徴
川越市とその周辺は、江戸時代に川越藩(かわごえはん)の城下町として栄えました。市内には当時の面影を残す蔵造りの町並みが今も残り、江戸情緒を満喫できる観光地として人気を集めています。
見どころ
川越市内にはさまざまな見どころがあります。とくに知名度の高いスポットとして挙げられるのは、川越のシンボルともいえる「時の鐘」、江戸時代に川越藩の領主が住んだ「川越城本丸御殿」、縁結びの神様としても知られる「川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)」などです。
また駄菓子屋などを中心に約30店舗が並ぶ「菓子屋横丁」は、ノスタルジックな雰囲気が味わえるスポットとして注目されています。
特産品など
川越市では特産品として「川越いも(さつまいも)」が有名です。江戸時代からさつまいもの産地として知られ、当時の「焼き芋ブーム」とも深い関係があったといわれています。現代でもさつまいもをつかったさまざまなスイーツが人気ですよ。
ほかにも川越のソウルフードといわれる「太麺やきそば」をはじめ、さまざまなグルメを味わえるのも川越の魅力です。
川越の【定番】お土産
川越の特産品「川越いも」をつかった和菓子、縁起の良い形で人気の最中など、長年にわたり川越で親しまれてきた定番のお土産を紹介します。
いも恋|菓匠右門
「いも恋」は、「輪切りのさつまいも」と「北海道産のつぶ餡」を「山芋ともち粉の生地」で包んだまんじゅうです。外はモチモチ、中はしっとりとした食感を楽しめると人気で、埼玉県と埼玉県物産観光協会が選ぶ「彩の国認定優良ブランド品」に認定されています。
いも恋を製造する菓匠右門(かしょううもん)の商品は、ほかにも香ばしい「川越けんぴ(芋けんぴ)」、バターの風味が香る「芋ぽて(スイートポテト)」、芋納糖や芋ようかんなどさつまいも尽くしの品揃え。さつまいも好きの方はもちろん、川越の特産品を思う存分味わいたい!という方はぜひ店舗を訪れてみてくださいね。
店舗名 | 菓匠右門 時の鐘店 |
住所 | 埼玉県川越市幸町15‐13 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | なし(年末年始は除く) |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約15分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約20分 関越自動車道:川越ICから車で約15分 |
駐車場 | 要確認 |
価格 | 5個 サービス箱入:1,000円 10個 化粧箱入:2,100円 15個 化粧箱入:3,150円 20個 化粧箱入:4,180円 |
公式サイト | https://imokoi.com/ |
いもせん|東洋堂
「いもせん」は、川越で昔から親しまれている「いもせんべい」を食べやすくアレンジした焼き菓子です。ちなみにいもせんべいとは、3mmぐらいにスライスしたさつまいもを焼き上げ、砂糖などをまぶした伝統菓子。カリッとした歯触りが人気ですが、ここで紹介するいもせんは「みじん切りにしたさつまいも」を焼き上げていて、サクサクした軽い食感が人気です。
ノーマルのいもせん以外にも「むらさきいも」のいもせんや、丸ごとすりおろしたレモンを練り込んだ「れもん」、一番人気の「しょうが味」、宇治抹茶を混ぜた「まっ茶味」、ミネラルが豊富な「黒糖」などのバリエーションがあります。また砂糖を使用しない「素焼き」のいもせんは、健康志向の方におすすめですよ。
店舗名 | 東洋堂 |
住所 | 埼玉県川越市松江町2-6-9 |
営業時間 | 10:00〜16:30 |
定休日 | 水曜日(祝日は営業) 1月1日 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約15分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約18分 関越自動車道:川越ICから車で約15分 |
駐車場 | あり(2台) |
価格 | いもせん 4袋(2枚入り):324円 むらさきいも 4袋(2枚入り):324円 れもん 4袋(2枚入り):324円 しょうが味 4袋(2枚入り):324円 まっ茶味 4袋(2枚入り):324円 黒糖 4袋(2枚入り):324円 素焼き 6袋(2枚入り):324円 |
公式サイト | https://www.imosenbei.com/ |
亀の最中|龜屋
「亀の最中」は、その名の通り亀の甲羅のような形(亀甲形)をした小ぶりな最中です。ひとくちでパクッと食べられるサイズなので、手軽なお土産としても人気があります。
亀の最中はバリエーションも豊富。ポピュラーな「つぶあん」「こしあん」と、川越市にある老舗醤油店のしょうゆを最中の皮に練り込んだ「はつかり醤油」は、一年を通して購入できるレギュラー商品です。一方、塩漬けの桜の葉を練り込んだ「亀の桜最中」、河越茶を練り込んだ「亀の抹茶最中」、レモンの果肉を餡に練り込んだ「亀の檸檬最中」、北海道産白小豆「きたほたる」の白つぶあんを使用した「亀の最中 白つぶあん」は、それぞれ季節限定商品として販売されています。
店舗名 | 龜屋 本店 |
住所 | 埼玉県川越市仲町4-3 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 要確認 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約12分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約16分 関越自動車道:川越ICから車で約10分 |
駐車場 | 要確認 |
価格 | つぶあん・こしあん各1個:108円 はつかり醤油最中 1個:119円 亀の桜最中(1月上旬~3月末頃まで)1個:119円 亀の抹茶最中(4月中旬~5月下旬頃まで)1個:119円 亀の檸檬最中(6月上旬~9月中旬頃まで)1個:119円 亀の最中 白つぶあん(9月上旬~12月中旬頃まで)1個:130円 |
公式サイト | https://www.koedo-kameya.com/ |
福蔵|くらづくり本舗
40年以上にわたり親しまれている「福蔵」は、年間350万個を売り上げる人気の最中。真四角の形は、耐火建築として大切なものを守ってきた「小江戸川越の蔵」をイメージしているそうで、中にはふっくらと炊いた自家製の小倉餡と、縁起の良い「福餅」が入っています。
小江戸川越観光協会が選ぶ「川越セレクション(小江戸川越ブランド産品)」にも認定されている福蔵は、川越に来たらぜひ買って帰りたいお土産のひとつです。
店舗名 | くらづくり本舗 久保町本店 |
住所 | 埼玉県川越市久保町5-3 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 要確認 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約14分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約19分 関越自動車道:川越ICから車で約10分 |
駐車場 | あり |
価格 | 3個入(パック):600円 5個入:1,050 円 5個入(専用巾着袋):1,100円 6個入(パック):1,200円 ※ほかに9個入、12個入、15個入、20個入などあり |
公式サイト | https://www.kuradukuri.jp/ |
つばさかりん|お菓子の紋蔵庵
「つばさかりん」は、こぶりな大きさのかりんとう饅頭です。黒糖を練り込んだ生地はカリッと、中のさつまいもあんはしっとりしていて食感のコントラストを楽しめます。店頭ではその日の朝に工場で揚げた「できたて」を販売していますが、あまりの人気に毎日売り切れてしまうそう。川越に到着したらできるだけ早めに買い求めましょう。
ちなみに製造元の紋蔵庵(もんぞうあん)は、1865年に創業した川越の老舗和菓子店です。大福やどらやき、上生菓子といった伝統的な和菓子から、スイートポテトの「川越ポテト」や「川越ポテトショコラ」といった洋風スイーツまで、豊富な品揃えが魅力ですよ。
店舗名 | お菓子の紋蔵庵 蔵の街店 |
住所 | 埼玉県川越市元町1-15-5 |
営業時間 | 10:00~18:00(月曜営業時は17:00閉店) |
定休日 | 月曜日(祝日は営業) |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約17分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約21分 関越自動車道:川越ICから車で約10分 |
駐車場 | あり(2台) |
価格 | 4個入:615円 8個入:1,188円 10個入:1,458円 15個入:2,170円 20個入:2,872円 |
公式サイト | https://monzouan.com/ |
川越の【人気】お土産
川越を訪れる観光客に人気のお土産はバラエティ豊かです。ここでは女性や若者にも人気の洋風菓子を紹介します。
川越タルト|川越堂
「川越タルト」は、川越のタルト専門店がつくるこだわりのタルトシリーズ。一番人気の「エッグタルト」をはじめ、ガトーショコラ風の「チョコタルト」、スイートポテト風の「さつまいもタルト」、ベイクドチーズケーキ風の「チーズタルト」、そして季節限定の「レモンタルト」、「キャラメルおさつタルト」というラインアップです。
それぞれのタルトはばら売りしているので、食べ歩きにもぴったり。お土産に買って帰りたい方は、4個入り・6個入りのボックスがおすすめですよ。
店舗名 | 川越堂 大正浪漫夢通り店 |
住所 | 埼玉県川越市連雀町12-8 |
営業時間 | 11:00-17:00 ※売り切れ時点で閉店の可能性あり |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約10分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約15分 関越自動車道:川越ICから車で約10分 |
駐車場 | なし |
価格 | 1個:270円 4個入箱:1,080円 6個入箱:1,620円 |
公式サイト | http://www.kawagoedo.com/index.html |
おいもチーズケーキ|川越いわた
「おいもチーズケーキ」は、大学いも専門店がつくるさつまいものチーズケーキです。通年で販売されているのは「プレーン」「ごま」「ショコラ」「黒糖紫いも」の4種類で、ほかに2種類の季節限定商品があります。食べやすいスティックタイプは、自宅でゆっくり楽しむのにぴったりです。さまざまな種類をキューブ状にカットしてミックスした「ミックスカップ」は、食べ歩きにおすすめですよ。
「川越いわた」では、90年以上親しまれてきた「大学いも」や、「いもころりん」という小さなサブレも人気。夏に川越を訪れたら、夏季限定の「冷製大学いも」をぜひ味わってみましょう。
店舗名 | 川越いわた 新富町本店 |
住所 | 埼玉県川越市新富町1-8-17 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 水曜日 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約7分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約13分 関越自動車道:川越ICから車で約10分 |
駐車場 | 要確認 |
価格 | おいもチーズケーキ12本入セット:3,000円 おいもチーズケーキ・ミックスカップ4個セット:2,160円 |
公式サイト | http://iwata-corp.com/ |
川越プリン|川越プリン
プリン専門店・川越プリンがつくる「川越プリン」シリーズは若者にも人気の川越土産。レトロな牛乳瓶型の容器に入ったプリンはインスタ映えまちがいなしです。
川越プリンのバリエーションは、レギュラー商品の「なめらか」「川越いも」「河越抹茶」、季節限定・店舗限定の「いちごゼリー」「ゆずゼリー」「チョコ」があります。また、川越いもプリンに川越芋のモンブランソフトと芋チップをトッピングした「どんだけ〜芋プリン」も店舗限定品。レトロな川越の街中で、おしゃれな川越プリンの食べ歩きを楽しみましょう。
店舗名 | 川越プリン |
住所 | 埼玉県川越市幸町1-13 |
営業時間 | 11:00~17:00(季節により変動あり) |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約12分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約17分 関越自動車道:川越ICから車で約10分 |
駐車場 | 要確認 |
価格 | なめらか:420円 川越いも:450円 河越抹茶:450円 どんだけ~芋プリン:600円 |
公式サイト | https://kawagoe-purin.com/ |
クランチチョコレート|川越ショコラ ブロマージェ
1981年創業のチョコレート工房、ブロマージェがつくる「クランチチョコレート」シリーズ。国内外から集めた選りすぐりの素材を組み合わせたクランチチョコレートは、ときに意外な組み合わせも楽しめると人気です。
たとえばドライフルーツを混ぜることで、果物の味や香りをそのまま楽しめる「ストロベリー」や「バナナ」、香りの良いオレンジピールをつかった「オレンジ」、ラム酒につけ込んだ熟成レーズンをつかった「ラムレーズン」はお約束の美味しさ。一方、スパイシーな「カレー」は、風味豊かな新感覚の美味しさを楽しめます。川越らしいお土産が欲しいなら「芋けんぴ」や川越の老舗醤油店「笛木醤油」とのコラボ商品の「お醤油」もおすすめです。
店舗名 | 川越ショコラ ブロマージェ |
住所 | 埼玉県川越市幸町1-9 |
営業時間 | 10:00~17:00(7月~8月は11:00~19:00) |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約13分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約17分 関越自動車道:川越ICから車で約10分 |
駐車場 | 要確認 |
価格 | 全種類 7粒入:540円 |
公式サイト | http://bromagee.co.jp/ |
COEDOビール|コエドブルワリー COEDOKIOSK
ちょっと大人なお土産なら、コエドブルワリーの「COEDOビール」シリーズもおすすめ。ビールの本場ドイツのブラウマイスター(ビールの専門家)から受け継いだ技法でつくられるビールは、クラフトビールの愛好家からも評判です。
COEDOビールはラインアップも豊富。ホップの香り豊かな「毬花-Marihana-」、さわやかな飲み口の「瑠璃-Ruri-」、スパイシーさを感じさせる「伽羅-Kyara-」、フルーティーな「白-Shiro-」、香りのしっかりした「漆黒-Shikkoku-」、そして「川越伝統の紅赤芋」を使用した「紅赤-Beniaka-」から、好みのものを見つけてみましょう。
店舗名 | コエドブルワリー COEDOKIOSK |
住所 | 埼玉県川越市脇田本町8-1 U_PLACE 1F |
営業時間 | 12:00 ~ 20:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 西武鉄道新宿線:本川越駅から徒歩約15分 東武鉄道東上本線:川越市駅から徒歩約16分 関越自動車道:川越ICから車で約7分 |
駐車場 | 要確認 |
価格 | 毬花-Marihana-/瑠璃-Ruri-/伽羅-Kyara- 333ml瓶 6本入:2,475円 333ml瓶 24本入:7,579円 350ml缶 24本入:7,579円 白-Shiro- 333ml瓶 6本入:3,113円 333ml瓶 24本入:10,329円 漆黒-Shikkoku- 333ml瓶 6本入:2,640円 333ml瓶 24本入:8,822円 紅赤-Beniaka- 333ml瓶 6本入:3,223円 333ml瓶 24本入:10,824円 |
公式サイト | https://coedobrewery.com/ |
川越ならではのお土産を見つけに行こう!
川越の魅力は街並みだけではありません。地元の特産品・川越いもをつかった和菓子や洋菓子、古くから愛されている伝統菓子、新感覚のスイーツやビールなど、自分好みのお土産を探してみるのも川越の楽しみ方のひとつ。今度の週末は、ぜひ川越へ遊びに行きましょう!
※ 本記事は2023年11月10日時点の内容です