明治神宮外苑｜港区

「明治神宮外苑」は、大正15年（1926年）に創建された明治神宮の外側のエリアです。周辺にはスポーツ・文化施設や公園が集まり、赤坂離宮や各国の大使館なども近く、洗練された雰囲気が漂っています。

青山通りから伸びている300mの並木には146本の銀杏の木が植えられていて、太陽の光を浴びて黄金に輝く景色は圧巻！銀杏の木をうっとりと見上げながら散策していると、時間が過ぎるのを忘れてしまいそうになります。

明治神宮外苑の銀杏並木が見頃を迎えるのは、例年11月中旬から12月上旬にかけて。銀杏並木のライトアップも例年行われているので、ぜひ公式サイト等で情報をチェックしましょう。

施設名	明治神宮外苑
住所	東京都新宿区霞ヶ丘町1-1
開門時間	24時間
定休日	要確認
アクセス	JR各線：信濃町駅から徒歩約12分 JR各線：千駄ヶ谷駅から徒歩約17分 東京メトロ銀座線：外苑前駅から徒歩約4分 東京メトロ銀座線：青山一丁目駅から徒歩約6分 東京メトロ半蔵門線：青山一丁目駅から徒歩約6分 都営地下鉄大江戸線：国立競技場駅から徒歩約13分 都営地下鉄大江戸線：青山一丁目駅から徒歩約6分
駐車場	青山駐車場（132台） 信濃町駐車場（19台） アイススケート場駐車場（9台）
公式サイト	http://www.meijijingugaien.jp/

国営昭和記念公園｜立川市・昭島市

「国営昭和記念公園」は、立川市と昭島市にまたがるように位置する自然豊かな公園です。ひまわりやクリスマスローズといった季節の花々を鑑賞したり、バーベキューガーデンや広場でアクティビティを楽しんだりでき、地元の人の憩いの場にもなっています。

公園の西側にある「かたらいのイチョウ並木」は、全長約300m。真っすぐの一本道なのですが、地面には緩やかな高低差があるため、実際以上に奥行きを感じられます。

国営昭和記念公園の銀杏並木が見頃を迎えるのは、例年10月下旬〜11月下旬にかけてです。11月には「黄葉・紅葉まつり」が開催され、ライトアップも実施されます。銀杏並木以外にコスモス・ダリア・モミジも見頃を迎えるので、ぜひ公園全域を散策してみましょう。

なお国営昭和記念公園の入園は、一部の区間をのぞき有料です（高校生以上 450円、中学生以下無料）。

施設名	国営昭和記念公園
住所	東京都立川市緑町 3173（昭和記念公園管理センター）
営業時間	3月（有料区）9:30～17:00 4～9月（有料区）9:30～17:00（土日祝日は18:00閉園） 10月（有料区）9:30～17:00 11～2月（有料区）9:30～16:30 3月（無料区）8:30～17:00（春分の日～3月末まで17:30閉園） 4～9月（無料区）8:30～18:00 10月（無料区）8:30～17:00 11～2月（無料区）8:30～16:30
定休日	年末年始（12月31日～1月1日） 1月の第4月曜日とその翌日
アクセス	JR各線：立川駅北口から徒歩約10分 JR青梅線：西立川駅公園口から徒歩約2分（西立川ゲート） JR青梅線：東中神駅北口から徒歩約10分（昭島ゲート） 多摩都市モノレール：立川北駅公園口から徒歩約8分（あけぼの口 （みどりの文化ゾーン）） 西武鉄道拝島線：武蔵砂川駅から徒歩約20分（砂川ゲート） 立川バス（JR各線立川駅より乗車）：昭和記念公園砂川口下車 徒歩約2分
駐車場	立川口駐車場（1,755台） 西立川口駐車場（345台） 砂川口駐車場（431台）
公式サイト	https://www.showakinen-koen.jp/

東京大学本郷キャンパス｜文京区

日本の最高学府、東京大学。敷地内のいたるところに銀杏の木が植えられており、大学のシンボル「東大マーク」にも銀杏の葉があしらわれています。そんな東大の「東京大学本郷キャンパス」は一般開放されているため、学生でなくても銀杏並木を見に行けますよ。

キャンパス内にはレトロな建物がいっぱい。そのなかには大講堂や正門、門衛所など、国の登録有形文化財に登録されているものもあります。歴史を感じる重厚な建物と、色鮮やかな銀杏並木のコントラストはとても美しい眺めです。

本郷キャンパスの銀杏並木の見頃は、例年11月下旬から12月上旬ごろ。一般人も利用できる学食もあるので、ランチや午後の小休憩を兼ねて立ち寄ってみるのもおすすめです。

施設名	東京大学本郷地区キャンパス
住所	東京都文京区本郷7-3-1
開門時間	要確認
定休日	要確認
アクセス	東京メトロ丸ノ内線：本郷三丁目駅から徒歩約8分 都営地下鉄大江戸線：本郷三丁目駅から徒歩約6分 東京メトロ千代田線：湯島駅または根津駅から徒歩約8分 東京メトロ南北線：東大前駅から徒歩約1分 都営地下鉄三田線：春日駅から徒歩約10分
駐車場	なし
公式サイト	https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/index.html

東京大学駒場キャンパス｜目黒区

本郷キャンパスから電車で約50分のところにある「東京大学駒場キャンパス」。正門を入った真正面には、キャンパスの象徴ともいえる教養学部一号館がそびえ立っています。教養学部一号館はレンガを積み上げて造ったゴシックな時計台のようなデザインで、思わずカメラを向けたくなるほどおしゃれです。

駒場キャンパスの銀杏並木は、教養学部一号館と研究棟8号館の間にあります。銀杏の木は枝と葉を頭上を覆うように伸ばしており、秋には黄金のトンネルが現れますよ。秋の柔らかい日差しが葉の間からこぼれ、絵になる風景を鑑賞できるのが魅力です。

銀杏並木の見頃は、例年11月下旬から12月上旬にかけて。同じ時期に「駒場祭」という学園祭も開催されるので、ぜひ足を運んでみましょう。

施設名	東京大学駒場地区キャンパス
住所	東京都目黒区駒場3-8-1
開門時間	要確認
定休日	要確認
アクセス	京王電鉄井の頭線：駒場東大前駅から徒歩すぐ
駐車場	なし（構内への車両乗り入れ・駐車は原則禁止）
公式サイト	https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/index.html

甲州街道イチョウ並木｜八王子市

「甲州街道イチョウ並木」は、大正天皇の御陵が完成したのを機に昭和4年（1929）に整備されました。平成28年（2016）時点で763本の銀杏が植えられており、高尾駅前交差点から追分町交差点までの約4kmが銀杏並木になっています。

ビル3〜5階くらいの高さがある銀杏の木が、どこまでも続いている景色は圧巻です。ウォーキング感覚で歩道をテクテク歩くのもよいですし、車の窓を空けてドライブするのもおすすめ。

例年の見頃は、11月中旬から12月上旬にかけてです。ライトアップは行われないものの、夜は街灯や信号の光、ネオンに照らされるため、非日常感のある景色を楽しめます。11月後半には、地元の人たち手作りの「八王子いちょう祭り（※）」も開催！屋台やバザーも出店するので、休日のお出かけや旅行にぴったりですよ。※2023年は11月18日・19日に開催

施設名	甲州街道イチョウ並木
住所	東京都八王子市／甲州街道（国道20号） ※高尾駅前交差点から追分町交差点までの約4km
アクセス	JR中央線：高尾駅から徒歩約1分（高尾駅前交差点）
駐車場	なし
公式サイト	https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/002/003/p003400.html

光が丘公園｜練馬区・板橋区

「光が丘公園」は、練馬区と板橋区にまたがるように位置している公園です。季節の植物に加え、野球場・テニスコート・バーベキュー場・キャンプ場などアクティビティ施設が充実しており、秋は多くのレジャー客で賑わいます。

銀杏並木の銀杏は、いずれも樹齢100年を超える巨木です。もともとは旧都庁舎の前に植えられていたのですが、京葉線工事のため光が丘公園に移されました。木が大きいぶん葉が生い茂っているため、黄金色に色づくのも相まってとっても華やかです。

葉が落ち始める時期になると、地面には黄金の絨毯が現れます。歴史の長さを感じさせる雄大な美しさは見逃せません！例年の見頃は、11月上旬から11月中旬にかけてです。

施設名	光が丘公園
住所	東京都練馬区光丘2・4、旭町2、板橋区赤塚新町3
開園時間	常時開園
定休日	なし ※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業
アクセス	都営地下鉄大江戸線：光が丘駅から徒歩約8分 東武鉄道東上線：成増駅から徒歩約15分 東京メトロ副都心線：地下鉄成増駅から徒歩約15分 東京メトロ有楽町線：地下鉄成増駅から徒歩約15分 西武バス（東武鉄道東上線成増駅より乗車）：光が丘公園北下車
駐車場	あり（251台）
公式サイト	https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index023.html

靖國神社｜千代田区

千代田区九段下の「靖國神社」も、都内有数の銀杏並木スポットとして人気があります。秋は紅葉、春は本殿すぐ目の前の桜を見に来る人で賑わい、年間を通して日本らしい風情ある景色を見られる神社です。

銀杏並木は、第一鳥居から第二鳥居までを結ぶ一本道にあります。両脇には石灯籠が整然と並べられており、石の重厚感と黄金の銀杏並木のコントラストは見る人を神秘的な気持ちにさせてくれますよ。

例年の銀杏並木の見頃は、11月下旬から12月上旬にかけてです。本殿のさらに奥にある神池公園や靖泉亭ではモミジの紅葉も見られるので、ぜひ境内をぐるりと一周してみてくださいね。

施設名	靖國神社
住所	東京都千代田区九段北3-1-1
開門時間	1・ 2・ 11・ 12月 6:00～17:00 3～10月 6:00～18:00
定休日	要確認
アクセス	JR中央・総武線：飯田橋駅、市ヶ谷駅から徒歩約10分 東京メトロ各線、都営地下鉄新宿線：九段下駅から徒歩約5分 東京メトロ各線、都営地下鉄新宿線：市ヶ谷駅から徒歩約10分 東京メトロ各線：飯田橋駅から徒歩約10分
駐車場	あり（70台）
公式サイト	https://www.yasukuni.or.jp/

代々木公園｜渋谷区

「代々木公園」は渋谷区のほぼ真んなかに位置する都営公園です。都営公園のなかでは5番目に敷地面積が広く、森林公園としてのA地区とスポーツ・文化施設が充実したB地区の2つのエリアに分かれています。銀杏並木があるのはA地区です。

公園を巡る小道沿いはもちろん、小道から少し奥まった場所にも銀杏の木を植えており、秋は360°どこを見渡しても黄金色の世界が目に飛び込んできます。小道を少し逸れたところにはテーブルとベンチを設置しているエリアもあり、食事や読書ができますよ。

銀杏並木の見頃は、例年11月下旬から12月上旬にかけてです。銀杏に加え、モミジやケヤキの紅葉も同じ時期に見頃を迎えます。園内にはサイクリングセンターがあるので、自転車に乗って公園を散策するのもおすすめです。

施設名	代々木公園
住所	東京都渋谷区代々木神園町、神南1、神南2
開園時間	常時開園
定休日	なし ※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業
アクセス	JR山手線線：原宿駅から徒歩約3分 東京メトロ千代田線：代々木公園駅から徒歩約3分 東京メトロ各線：明治神宮前（原宿）駅から徒歩約3分 小田急電鉄小田原線：代々木八幡駅から徒歩約6分
駐車場	あり（65台）
公式サイト	https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html

駒沢オリンピック公園｜世田谷区

「駒沢オリンピック公園」は、昭和39年（1964）に開催された東京オリンピックの第2会場として造られた公園です。オリンピックの期間中はレスリングやバレーボールの会場としてつかわれ、その後は運動公園として一般公開されました。

駒沢オリンピック公園の銀杏並木は、公園の中央を走る駒沢通り沿いにあります。銀杏の大木はとても迫力があり、見頃を迎えると黄金のトンネルが現れます。駒沢通りをドライブしたり、歩道を歩いたり、思い思いの過ごし方で銀杏並木の美しさを堪能できますよ。

例年の見頃は、11月下旬から12月上旬にかけて。公園内にはジョギングコースも設けられているため、運動がてら訪れるのもおすすめです。園内では銀杏の黄葉だけでなく、モミジの紅葉も見られますよ！

施設名	駒沢オリンピック公園
住所	東京都世田谷区駒沢公園、目黒区東が丘2・八雲5
開園時間	常時開園
定休日	なし ※駒沢オリンピック公園管理所（サービスセンター）及び 各施設は年末年始休業
アクセス	東急電鉄田園都市線：駒沢大学駅から徒歩約15分 東急バス（JR山手線渋谷駅より乗車）：駒沢公園東口下車すぐ 東急バス（JR山手線恵比寿より乗車）：駒沢公園下車すぐ
駐車場	駒沢オリンピック公園第一駐車場（181台） 駒沢オリンピック公園第二駐車場（42台）
公式サイト	https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index040.html

行幸通り（丸の内）｜千代田区

「行幸通り（ぎょうこうどおり）」は、東京駅丸の内中央口から皇居を結ぶ長さ190m・幅73mの大きな一本道です。2018年には、グッドデザイン賞のランドスケープ、土木・構造物部門で金賞を受賞しました。

色鮮やかな銀杏並木と都会的な高層ビルの奥に、レトロな外観の東京駅がどんと構える光景はフォトジェニック！銀杏並木沿いには一定間隔でベンチが設けられているので、読書をしたり近くのお店で購入した軽食をピクニック気分で食べたりしながら、のんびりと過ごせます。

例年の見頃は、11月中旬から12月上旬にかけてです。行幸通りを過ぎ、皇居外苑沿いにある銀杏並木も要チェック。お堀の水面に黄金色の銀杏並木が鏡のように映った景色を見られるので、銀杏の美しさも2倍堪能できますよ。

スポット名	行幸通り（東京都道404号皇居前東京停車場線）／丸の内
住所	東京都千代田区丸の内2-2
営業時間	24時間
定休日	無休
アクセス	JR各線：東京駅から徒歩約1分 東京メトロ千代田線：二重橋前駅から徒歩約3分
駐車場	要確認
公式サイト	https://visit-chiyoda.tokyo/app/spot/detail/304

銀杏並木でフォトジェニックな景色を観賞しよう

今回は、東京都の銀杏並木スポットを10か所ご紹介しました。上を見ても下を見ても黄金色で埋めつくされているフォトジェニックな景色を見られるのは、11月後半から12月上旬の数週間だけ！晩秋にしか見られない特別な光景を、ぜひ鑑賞しに行ってみてくださいね。

※本記事は2023年8月25日時点の内容です