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京都でツーリングを楽しむ!魅力たっぷりのコースやスポット15選

京都でツーリングを楽しむ!魅力たっぷりのコースやスポット15選

京都の魅力は歴史や文化だけじゃない!四季折々の自然に恵まれた京都はツーリングスポットとしても魅力的です。週末はバイクにまたがって、バスや電車では楽しめないディープな京都を楽しみにいきませんか?

京都エリアは魅力的なツーリングスポット

毎年、国内外からたくさんの人が訪れる京都。歴史的建造物が多く、伝統ある文化や景観が残る京都は、「歴史・文化」のイメージが強いかもしれません。

そんな京都ですが、実はツーリングスポットとしても魅力的ということをご存知でしょうか?週末はバイクにまたがって山に、川に、海に…。バスや電車では楽しめないディープな京都をご紹介します!

①絶景ビュースポットや美しい庭園に癒される『比叡山ドライブウェイ』

比叡山ドライブウェイは、滋賀県大津市の田の谷峠から延暦寺東塔(根本中堂)・比叡山頂を結ぶ約8.1kmの有料道路です。

ツーリング途中の休憩に立ち寄りたい「夢見が丘」からは、大津市街とびわ湖を一望できます。びわ湖を望む眺望は、昼も夜も一見の価値がありますよ。

比叡山といえば、世界文化遺産でもある「比叡山延暦寺」が有名。根本中堂 (国宝) をはじめ、釈迦堂、横川中堂などのお堂巡りもおすすめです。

また、山頂の「ガーデンミュージアム比叡」では美しい季節の花々と庭園を楽しめるほか、モネをはじめ、ルノワールやセザンヌ、ゴッホが夢見た自然の風景が再現されています。

空に近い庭園で、ゆったりと心から癒される時間を過ごせるでしょう。

スポット情報
スポット名比叡山ドライブウェイ
所在地滋賀県大津市山上町(田の谷峠ゲート)
営業時間3月1日~6月30日 7:00~23:00(入場最終22:00)
7月1日~8月31日 7:00~24:00(入場最終23:00)
※奥比叡ドライブウェイは23:00まで
9月1日~11月30日 7:00~23:00(入場最終22:00)
12月1日~1月15日 9:00~22:00(入場最終21:00)
※奥比叡ドライブウェイは19:00まで
1月16日~2月末日 9:00~20:00(入場最終19:00)
※奥比叡ドライブウェイは19:00まで
※悪天候の場合は変更になります。
※入場は、終了時間の1時間前まで。
※12月31日は、終夜営業
定休日特になし
公式サイトhttp://www.hieizan-way.com/

②四季折々の美しい自然の中をツーリングできる『嵐山高雄パークウエイ』

嵐山高雄パークウエイは、京都を代表する観光地「嵐山」と自然がいっぱいの「高雄」をつなぐ全長10.7kmの観光有料道路です。二輪車の通行は平日のみとなり、土日祝は通行止めになるためご注意ください。

四季折々の美しい自然の中を走り抜けるコースは、訪れるたびに表情を変える街道の景色を満喫できます。春になると約800本もの桜が咲き誇る中をツーリングできますよ!

渡月橋や竹林の道などの有名スポットがある嵐山は大勢の観光客でにぎわっていますが、こちらの道路は比較的すいており、京都の美しい風景を落ち着いて楽しみたい方にぴったり。

さらに、保津川下りを見下ろせる大人気スポット“保津峡展望台”をはじめ、幸せの鐘を鳴らせる“菖蒲ヶ丘展望台”など、美しい景観を一望できる人気の展望台もおすすめです。ツーリング旅の間に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

京都南ICからバイクで約40分、大原野ICからは約30分で到着するアクセスの良さも魅力です。

スポット情報
スポット名嵐山高雄パークウエイ
所在地京都府京都市右京区(嵐山・清滝口ゲート〜高雄口ゲート)
公式サイトhttps://www.parkway-hankyu.com/

③ノスタルジックな風景は必見『由良川橋梁』

宮津天橋立ICからバイクで約20分のところにある由良川橋梁は、京都丹後鉄道の丹後由良駅と丹後神崎駅間の由良川の河口に架かる全長約551mの橋梁です。水面から約6mの高さで、23本の橋脚が河口を横断しています。

1924年(大正13年)に完成した歴史を感じさせる橋梁の赤褐色は、ブルーの川面によく映えます。

由良川橋梁の近くにある「安寿の里もみじ公園」には駐車場もあり、5分ほど進んだところにある展望所からは、由良川橋梁を一望できます。

由良川橋梁を走る列車は、まるでアニメのワンシーンのよう。青い空と海と川と列車の幻想的な風景は必見です。

スポット情報
スポット名由良川橋梁
所在地京都府宮津市由良〜舞鶴市西神崎

④日本を代表する景勝地『天橋立』

画像引用元:天橋立公式サイト

宮城県の「松島」、広島県の「宮島」とならび、日本三景として知られる「天橋立」は、京都の北部、日本海に面した丹後半島に位置しています。

南北に延びる約3.6kmの砂州に約6,700本もの松が生い茂り、何千年もの時間をかけて自然が作り出した美しい風景は圧巻です。日本海の青い海を間近に感じながら、ここでしか見られない景観を楽しみましょう。

角度が変わると全く違った見え方が楽しめる天橋立。四大観といわれる4つの見方があり、宮津市文殊エリアの「飛龍観」、府中エリアの「昇龍観(股のぞき観)」、獅子エリアの「雪舟観」と、大内峠一宇観公園での「一字観」があります。

自然公園である一字観公園は観光地とは異なるため、ゆったりとした時間を味わいたい方には最高のロケーション。春には桜が咲き、青い海と松並木とのコントラストが絶景です。

公園内には天橋立を横一文字に眺められるコテージも。どのコテージからも最高の景色を一望できます。

スポット情報
スポット名天橋立
所在地京都府宮津市
公式サイトhttps://nihonsankei.jp/hashidate.html

⑤マイナスイオンに癒される『金引きの滝』

「金引の滝」は高さ約40メートル、幅約20メートルで、一年中豊かな水量を誇る美しい滝です。京都で唯一「日本の滝百選」にも選ばれました。水は左右に流れて落ち、右側は「男滝」、左側は「女滝」と呼ばれています。

主要道路から近く、コンビニやスーパーへのアクセスが良い為ため、気軽に訪れることができます。ツーリング途中に立ち寄りたい、憩いの場所となっています。

滝と聞くと、山道を登って滝にたどり着くまでの道のりが大変そうなイメージがあるかもしれません。「金引の滝」は駐車場から徒歩5分ほどの距離にあり、滝までの道も舗装されているため、豊かな緑と水に癒されながら、散歩気分で立ち寄ることができますよ。

スポット情報
スポット名金引きの滝
所在地京都府宮津市滝馬
公式サイトhttps://www.amanohashidate.jp/spot/kanabiki/

⑥ダイナミックな自然を一望できる穴場スポット『空山展望台』

舞鶴の東端にある「空山展望台」は、舞鶴の中でも格好のビュースポットです。観光客でにぎわう人気スポットよりも、穴場のツーリングスポットが好きな方におすすめです。

空山展望台も含まれている若狭湾国定公園は、舞鶴市の大浦半島から福井県の気比の松原に至る海岸線沿いにかけて指定され、ダイナミックな海岸美が特徴です。

展望台から眺める若狭湾は、半島と湾入を繰り返す複雑な海岸線を持つリアス式海岸で、海岸線から断崖や岩礁などの迫力のある風景が数多く見られます。

展望台の近くにある青葉山には希少な植物「オオキンレイカ」が、成生岬には樹齢300年を超える日本最大級のスダジイが自生するなど、自然の宝庫でもあります。目の前に見える冠島と沓島は、島自体が天然記念物に指定されており、自然環境保全のため通常上陸が禁止されています。

なおツーリングをする際は道幅が狭く、見通しの悪い箇所も多いため、注意が必要です。

スポット情報
スポット名空山展望台
所在地京都府舞鶴市野原
営業時間常時開園
定休日特になし

⑦舞鶴の歴史を感じるスポット『引揚記念公園展望台』

「岸壁の母」の歌で知られた引き揚げの町、舞鶴。主に旧満洲や朝鮮半島、シベリアからの引揚者・復員兵を迎え入れる港となりました。昭和20年(1945)10月7日に最初の引揚船“雲仙丸”が入港してから昭和33年9月7日の最終引揚船“白山丸”の入港まで、13年間にわたり約66万人もの引揚者・復員兵を迎え入れた歴史があります。

展望広場は引揚記念館から300mほど上がったところにあり、引揚桟橋、湾内を見渡すことができます。また、広場には戦没者への弔意と世界の恒久平和を訴える「平和の群像」や、舞鶴と深いかかわりのある「異国の丘」「岸壁の母」の歌詞を刻んだ歌碑などが静かにたたずんでいます。戦争の歴史が学べる舞鶴引揚記念館にもぜひ立ち寄りたいですね。

展望台から見える舞鶴平湾に架けられた鋼製の白い斜張橋は、「舞鶴クレインブリッジ」。英語で「鶴の橋」を意味し、2羽の鶴をイメージして設計されています。白い主塔は鶴のくちばしをイメージし、ケーブルは羽を表現しています。ライトアップされた風景はとても幻想的です。

スポット情報
スポット名引揚記念公園展望台
所在地京都府舞鶴市平1584
営業時間常時開園
公式サイトhttps://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/0000009013.html

⑧「近畿百景」で1位に選ばれた絶景を眺める『五老スカイタワー』

五老スカイタワーがある五老ヶ岳公園は、海抜300mの五老ヶ岳山頂に広がる自然公園です。舞鶴湾、舞鶴市街地が一望できるロケーションをゆっくりと楽しめます。

公園からの眺望の美しさは、公募による観光地選定事業「近畿百景」で、2位を大きく引き離して1位に選ばれるほど。昼間だけでなく、夕景や夜景の美しさにも定評があります。

4月~11月の土・日曜と祝日は21時まで開館しているため、近畿地方屈指の絶景を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

五老スカイタワーには、日本有数の高さを誇る海抜325mの展望デッキがあります。展望室からは、海上自衛隊舞鶴地方隊の護衛艦や豪華客船の航行も見ることができます。

併設するカフェでは、舞鶴のご当地グルメとして話題の「まいづる海自カレー」をいただくこともできますよ。

スポット情報
スポット名五老スカイタワー
所在地京都府舞鶴市上安237
営業時間4月〜11月 平日 9:00〜19:00 / 土日祝 9:00〜21:00
12月〜3月 平日/土日祝 9:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
定休日年中無休
公式サイトhttps://goro-sky.jp/

⑨タイムスリップしたような趣ある山道を味わう『旧花脊峠』

花脊峠は、標高759mの国道477号上に位置し、北側の花脊別所町と南側の鞍馬本町の境界となる峠です。その近くにある旧花脊峠は、かつて鞍馬街道と呼ばれていた国道477号の旧道です。

名前の由来は「花の美しい北山の懐にあるので『花の背』と呼ばれた」、「花の都・京都の『北の背骨』に位置するところにあるため」など諸説あります。

峠にある地蔵堂と、背後に杉の古木が寄り添っている趣のある風景も見どころのひとつ。

酷道と呼ばれることもある477号上にある新花脊峠のカーブを堪能した後、山道が続く旧花脊峠はタイムスリップしたような気分を味わえるでしょう。

スポット情報
スポット名旧花脊峠
所在地京都府京都市左京区鞍馬本町

⑩昔ながらの風情ある街並みを楽しむ『周山街道』

周山街道は、京都府京都市右京区から福井県小浜市や三方上中郡若狭町を経由して、敦賀市に至る一般国道である国道162号のうち、京都市街から小浜市までの区間を指します。

かつて若狭湾で獲れた魚介を京都まで運搬する物流ルートだった鯖街道のひとつです。

周山街道は道路状況が良いため走りやすく、交通量もさほど多くないのでまったり楽しめます。見どころやグルメスポット等も点在しており、観光も楽しめるルートです。

周山街道をツーリングする際、特に注目したいのが里山風景の美しい景観。四季を通じて変化に富んだ風景が楽しめますが、特におすすめの季節は春。この時期ならではの美しさは必見です。

スポット情報
スポット名周山街道
所在地京都市右京区福王子~福井県小浜市街

⑪歴史ある街道をツーリング『鯖街道』

周山街道(国道162号)や敦賀と大津を結ぶ西近江路(国道161号)など、畿内と日本海を結ぶ主要道の大半は、古くから都へと海産物を運ぶ街道として栄えました。

「鯖街道」と呼ばれる代表格が国道367号と303号。琵琶湖西岸のやや内陸寄りを抜けていく道はのどかな景観が続きます。

スポット情報
スポット名鯖街道
所在地京都府京都市~福井県高浜町

⑫日本の原風景に出会える『美山かやぶきの里』

画像引用元:美山かやぶきの里

美山町を代表する観光スポットといえば、「かやぶきの里」。平成5年(1993年)12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された町並み、歴史的建造物を見学できます。

また、美山かやぶきの里は京都を代表する桜の名所。枝垂れ桜やソメイヨシノなどが毎年4月中旬頃に見頃を迎えます。

桜と茅葺きの古民家、赤い丸型ポストの美しい風景にはとても癒されます。京都ならではの風情を味わいながらツーリングを楽しみましょう。

スポット情報
スポット名美山かやぶきの里
所在地京都府南丹市美山町北
営業時間店舗により異なる。駐車場は通常営業
定休日店舗により異なる。
公式サイトhttps://kayabukinosato.jp/

⑬美しい紅葉が楽しめる穴場スポット『鹿原公園』

舞鶴市の東端、福井県との県境に位置する鹿原公園は、古くから紅葉の名所として知られる鹿原金剛院三重塔の南側にあります。

山深い閑静な公園で、四季折々の景観が人々を魅了します。

志楽川の支流である鹿原川をはさんで対岸に三重塔が立ち、真紅に染まる紅葉の景観には心を奪われるでしょう。

比較的混雑も少ない穴場スポットですので、金剛院境内も合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

スポット情報
スポット名鹿原公園
所在地舞鶴市字鹿原地内
営業時間常時開場
公式サイトhttps://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/0000009015.html

⑭海に浮かぶような独自の景観が広がる『伊根湾』

画像引用元:伊根湾めぐり遊覧船

京都府北部に位置する伊根湾は、古くから漁業が盛んな湾です。

漁業と生活とが一体となって発展した舟屋の町並みが、伊根湾を囲んでいます。一階は船のガレージ、二階は簡単な居室になっている珍しい構造の舟屋で、海側から見ると、まるで海上に浮かんでいる様にも見えます。

日本海側にありながら三方を山と島で囲われているため、波も穏やか。伊根の舟屋群に囲まれた伊根湾は、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりな場所です。

天橋立まで来た際は、伊根の舟屋まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。丹後半島の海沿いルートは、青く美しい日本海を眺めながらツーリングができますよ。

スポット情報
スポット名伊根湾
所在地京都府与謝郡伊根町
公式サイトhttps://www.ine-kankou.jp/

⑮展望スポットから望む景色は必見『久美浜湾』

「久美浜湾」は砂州をはさんで日本海と隔てられた、周囲28㎞の潟湖。潟湖とは、湾口に発達した砂州によって切り離されて生じた浅い湖のことです。

湖のような久美浜湾の春の穏やかな風景は、眺めるだけでゆったりとした気分を味わえるでしょう。

四季折々の表情を見せる湾の周辺には公園・キャンプ場・ゴルフ場・寺社・温泉などが点在しており、1日楽しむことができます。

一番の展望スポット「かぶと山展望台」からの眺めは絶景です。「かぶと山」のふもとにたたずむ、かぶと山公園もおすすめスポットです。

穏やかな内海にはカキ棚が広がっており、その景観は京都府文化的景観にも指定されています。肉厚でプリプリの「久美浜かき」は絶品。

スポット情報
スポット名久美浜湾
所在地京都府京丹後市久美浜町
公式サイトhttps://www.torican.jp/spot/detail_1595.html

京都ツーリングを楽しむコツ

幅の狭い道や一歩通行が多い京都市内では、慢性的に渋滞が発生しています。慣れない道路で困ってしまわないようにポイントを抑えてツーリングを楽しみましょう!

まず寺社仏閣を予定地にしている場合、朝早くから参詣できることが多いため、なるべく早い時間から行動を始めることが大切です。早く目的地に着けば、近くの駐車場に停められるメリットもあります。

市内の駐車場は小規模であるケースも多く、数台しか停められないことも。出先で駐車スペースに困らないためにも、バイクの駐車場は出発前に事前にチェックしておくとよいでしょう。

桜や紅葉、ライトアップといった行楽シーズンは特に混雑しています。一車線や、一方通行が多い京都市内で一度渋滞にはまってしまうと、なかなか抜け出すことは難しいです。そのため、人気スポット周辺は迂回ルートを確保しておく必要があります。

京都の自然をバイクで楽しもう!

定番から穴場まで、たくさんのツーリングコース・ツーリングスポットがある京都。豊かな自然や歴史ある街並みなどの風景は、何ともいえない風情が感じられ、何度でも訪れたい魅力があります。お気に入りのスポットを探しに、バイクで京都までお出かけしてみてはいかがでしょうか。

※ 本記事は2022年12月1日時点の内容です。

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