公開日:2024年08月09日
東京都内で人気のかき氷を食べてきた!おすすめ9店を紹介【2024年】
東京都内にあるおすすめのかき氷店をご紹介。美味しいかき氷を食べたい!そんな方に美味しさをお届けしたくて、人気で行列必至の9店で実際に食べてきました。今回、かき氷はもちろんのこと、かき氷以外の推しのメニューもご紹介します。
この記事の目次
東京都内の人気かき氷店9件へ
「新雪のようにふわふわ」「ショートケーキを食べているみたい」「いちごの中のいちごの味」などなど、スーパーやコンビニで売っているものでは出会えないかき氷はいかがです?
今回は、そんな体験が叶う東京都内のおすすめかき氷と一緒に注文したいおすすめの一品もご紹介。
記事を読んだら行ってみたくなっちゃいますよ。
ひみつ堂(台東区)
東京都内で超人気のかき氷店は?と聞かれたらまず浮かぶのがここ「ひみつ堂」。日暮里駅から徒歩4分ほどの場所に店を構えます。「【行列へGo!】東京都内の人気スイーツ店に並んでみた」でも紹介させていただきましたが、行列必至のお店です。
いちごみるくを実食
かき氷の種類は豊富。いちご、ピスタチオなど大きくわけて11種類のテイストがあり、それぞれでミルクやヨーグルトなどメニューが並んでいます。
旬の食材をつかったかき氷もあり、気になる方はお店公式Twitterで確認しましょう。
今回注文したのは1番人気の「いちごみるく」。三ツ星氷室の日光天然氷を使用しているので、ふわふわの食感。果実蜜も自家製で完全無添加なのだそう。
いちごの蜜がとにかく濃厚で、甘さと酸味のバランスが最高です。
推しの一品:グラタン
ひみつ堂での推しの一品は、知る人ぞ知るグラタン。夏の繁忙期には、お目にかかれない幻のメニューです。写真は「博多明太子一本のせグラタン」。毎年不定期でグラタンの内容自体も変わるので、夏以外にも毎年訪れ常連さんが数多くいます。
行列必至の人気店であるため、夏の繁忙期は2~6時間くらいの待ち時間になる日も。混雑する日は整理券の発行があり、公式Twitterのチェックをおすすめします。
店舗名 | ひみつ堂 |
住所 | 東京都台東区谷中3-11-18 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 月(11〜6月は火定休)8月は無休 ※急な変更あり。来店前日に公式ツイッターで要確認 |
アクセス | JR山手線:日暮里駅から徒歩約4分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | http://himitsudo.com/ |
椛屋(足立区)
梅島駅から15分ほど歩くと現れる「椛屋」。かき氷、肉汁うどんと書かれた幟が目印です。味わい深い外観、店内はウッディーな造りで山小屋のような温かい雰囲気を感じさせます。
ほうじ茶ミルクを実食
かき氷の種類も豊富で、オリジナルの蜜が8種類以上、トッピングもいろいろあるので自分だけのテイストが楽しめます。
いただいたのは、通年ある定番「ほうじ茶ミルク」。氷はふわふわで、乗っているクリームは甘すぎず重すぎず、やわらかくて口の中でトロけます。ほうじ茶の蜜がたっぷり掛かっているので、氷だけの場所がいっさいなく最後まで楽しめました。
果物系かき氷も人気で、たとえばメロンは糖度14以上のものをつかっているなど、使用する果物は店主自らこだわりを持って選んでいるそうです。
推しの一品:肉汁うどん
店頭の幟にもあったように、「肉汁うどん」も人気のメニューなんです。熱々で具だくさんの肉汁に冷水で仕上げたコシの強い麺をつけていただきます。お肉は千葉のいもぶたを使用しているそう。優しいお出汁、甘く煮た油揚げもおいしかったです。
混雑時は11時から整理券が配られます。夏の繁忙期には、配布15分で当日分がなくなることも。時間の余裕があれば、開店前に行くのがベストかもしれません。
店舗名 | 椛屋(もみじや) |
住所 | 東京都足立区梅田3-19-15 |
営業時間 | 平日11:30~16:30(LO) ※水木金は夜営業あり 17:30~19:15(LO) 土11:30~19:15(LO)/日・祝11:30~17:00(LO) |
定休日 | 火(祝日の場合は翌水曜)※ほか臨時休業あり |
アクセス | 東武スカイツリーライン:梅島駅から徒歩約15分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://www.momijiya.tokyo/ |
浅草浪花家(台東区)
地下鉄浅草駅から約10分、つくばエクスプレスの浅草駅からは約1分の場所にある「浅草浪花家」。たいやき発祥の店と言われる麻布十番の「浪花家総本店」で修行を積んだ店主が、暖簾分けをしてオープンさせたお店です。
ほうじ茶みるくといろんなものが入ったつぶあんを実食
1年を通して人気なのは「〇〇といろんなものが入った〇〇あん」シリーズ。今回は「ほうじ茶みるくといろんなものが入ったつぶあん」をいただきました。
あんこに合うナッツを乗せているのは、月餅をヒントに考案されたそうです。
氷はもちろんふわふわ。あんことアーモンド、マカダミア、くるみなどのナッツの組み合わせがこんなにも合うのかと驚きました。氷の中にもあんこが隠されていたので、最後までスプーンがとまらずいただけました。
推しの一品:たいやき
ぜひ食べてもらいたい推しの一品は、やっぱり「たいやき」。8時間かけて焚き上げた北海道産小豆を使用。縦に何匹もつながった型でなく、1匹ずつの型の一丁焼きでつくるという老舗のこだわりが生きてます。薄皮でサクサクの食感も美味しいし楽しい。かき氷と一緒に食べるのがおすすめです。
店舗名 | 浅草浪花家(あさくさなにわや) |
住所 | 東京都台東区浅草2-12-4 |
営業時間 | 平日11:00〜19:00 土日祝10:00〜18:00 |
定休日 | 火曜 ※日曜営業 |
アクセス | つくばエクスプレス:浅草駅から徒歩約1分 各線:浅草駅から徒歩約10分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://a-naniwaya.com/ |
ちもと総本店 阿佐ヶ谷店(杉並区)
阿佐ヶ谷駅から徒歩約8分。阿佐ヶ谷パールセンター商店街にある「ちもと総本店 阿佐ヶ谷店」。創業300年という歴史ある和菓子店で、軽井沢に本店を構える東京都内唯一の直営店です。
宇治金時上を実食
和菓子店ということで、あんこと抹茶が自慢の一品。そこで注文したのが「宇治金時上」です。使用している氷は軽井沢の天然氷。もちろん食感は後味すっきりでふわふわです。氷には宇治の抹茶と特製の宇治抹茶蜜がかけられていて、器の底には白玉と栗、粒あんが隠されています。いろんな食感と味わいがあってしっかり完食です。
推しの一品:お蕎麦
推しの一品はお蕎麦。肉そばや穴子蕎麦、きのこ蕎麦が人気だそう。ほっこりして懐かしい味のお汁で胃にとてもやさしく感じました。蕎麦はうどんにも変更できるので、うどん派の方もぜひ味わってみてください。
店舗名 | ちもと総本店 阿佐ヶ谷店 |
住所 | 東京都杉並区阿佐谷南1-14-13 T.コンフォート1F |
営業時間 | 11:00~19:00(L.O.18:30) |
定休日 | 不定休 ※日曜営業 |
アクセス | 丸ノ内線:南阿佐ケ谷駅から徒歩約3分 JR中央線:阿佐ケ谷駅から徒歩約8分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://www.chimoto-sohonten.com/ |
目白 志むら(豊島区)
1939年創業の老舗和菓子店「志むら」。目白駅から徒歩約1分というアクセスにも便利な立地です。1階は和菓子などを販売するスペースで、2階が甘味処。女子高生からおばあちゃんまで、幅広い層の憩いの場となっています。
生イチゴかき氷を実食
いただいたのは人気の「生いちご」志むらのかき氷の特徴は、なんといっても岸壁のような盛り付け。純氷は綿のようにふわふわに削られていて、上から滝のようにいちご餡が掛けられています。いったい何個のいちごがつかわれているのかわからないくらい。いちご餡が、お皿からこぼれんばかりです。
全部食べられるかしら?と思うかもしれませんが、60代くらいのおばさまも筆者の隣の席でパクパク完食されていました。年齢関係なく、ぺろりと行けちゃうおいしさです。
推しの一品:九十九餅(つくももち)
推しの一品は、手土産の鉄板と言われる「九十九餅(つくももち)」。志むらの名物です。求肥に、きな粉がたっぷりかかっている一品。口に入れると、求肥のふわふわな柔らかさと甘さが広がり、気がつくとふわとろっと消えちゃっています。求肥の中に入っている虎豆の食感と味がアクセントになって、美味しすぎ。何個でも食べられちゃうスイーツです。
※写真のメニューは自家製和菓子と抹茶(煎茶)のセットで味わえます。
店舗名 | 目白 志むら(めじろ しむら) |
住所 | 東京都豊島区目白3-13-3 |
営業時間 | 9:00~18:00 ※2階の喫茶は、月曜日から土曜日の9:30~18:00 (17:30ラストオーダー) |
定休日 | 日曜、隔週月曜(要確認) |
アクセス | 山手線:目白駅から徒歩約1分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://shimurakashi.base.shop/ ※予約サイト https://yoyaku.toreta.in/shimura/#/ |
雪うさぎ(世田谷区)
駒沢大学駅と桜新町駅、両方の駅から徒歩約10分くらいの距離にある「雪うさぎ」。大学が近くにあることから、学生さんが多く訪れます。席は店内のほかに、外にもあり、夏であれば、自然の暑さを感じながらつめた~いかき氷が満喫できますよ。
塩キャラメルグラノーラを実食
ここでどうしても食べたかったかき氷は、数量限定の「塩キャラメルグラノーラ」。甘塩クリームに自家焙煎のキャラメル、その上にグラノーラが乗っている一品。キャラメルソースの香ばしさと甘さ、グラノーラの塩加減がばっちりでスプーンが止まりません。かき氷の真ん中にもソースが挟んであるので、最後まで美味しい。雪ウサギにはストローが置いてあるので、溶けて残ったかき氷も美味しくいただけます。
推しの一品:にゅうめん
推しの一品は「にゅうめん」です。熱々すぎないやさしい温かさ、お出汁のうま味が一口飲むごとに身体全体にいきわたる感覚。甘く煮てある油揚げととろろ昆布、鰹節が付いてきます。いろいろ味変しながら最後の一滴まで美味しくいただけます。筆者的にこれまで食べたにゅう麺のなかで一番好きかも。
店舗名 | 雪うさぎ |
住所 | 東京都世田谷区駒沢3-18-2 |
営業時間 | 11:00~19:30 |
定休日 | 月曜定休(祝日は翌日休み) ※月1回月火か月火水の臨時休業有り |
アクセス | 田園都市線:駒沢大学駅から徒歩約9分/桜新町駅から徒歩約10分 |
駐車場 | なし |
公式Twitter | https://twitter.com/yukiusagi246 |
天ノ屋 下北沢本店(世田谷区)
下北沢駅から徒歩約4分の「天ノ屋 下北沢本店」。「ひとり鍋屋 そろり」と併設されていて、お鍋とかき氷のセットも注文できるお店です。
黒蜜きなこのかき氷を実食
いただいたかき氷は「黒蜜きなこのかき氷」。かき氷の大きさは二段と三段で選べます。写真映えを考えて今回は三段をお願いしました。写真で伝わるでしょうか。円柱状のスタイルです。ほかのお客さんは二段を頼む方が多かった。ちなみに、お鍋とセットのかき氷は一段になっています。横から食べるとたくさんこぼれてしまうので、上から中心に穴を掘るように食べ進めるのが良いと思います。肝心の味も抜群で、練乳と黒蜜、きなこのバランスがとてもよかった。
ほかに人気のかき氷は、杏仁いちごやマンゴーなど。天然氷を使用しており、ふわふわのサクサクです。
推しの一品:チョコバナナパンケーキ
ひとり鍋屋そろりが併設されているので、お鍋も推しの一品になりますが、今回はパンケーキを推しの一品に選びました。一番人気は「チョコバナナパンケーキ」。食べ応えがしっかりあって、味もお腹も大満足です。ふたりで行くなら、かき氷三段とパンケーキひとつの注文がいいかも。
店舗名 | 天ノ屋 下北沢本店(あまのや しもきたざわてん) |
住所 | 東京都世田谷区北沢2-36-14 ガーデンテラス下北沢 1F |
営業時間 | 12:00~21:00 |
定休日 | 不定休 ※日曜営業 |
アクセス | 各線:下北沢駅から徒歩約4分 |
駐車場 | なし |
公式Instagram | https://www.instagram.com/amanoya_shimokitazawa/ |
古民家カフェ ウララ(渋谷区)
代官山駅から徒歩約3分。青い暖簾が目印の「古民家カフェ ウララ」。平日の昼間にはわんちゃん連れの方もいて、地元のお客様にも人気のお店です。昭和の古き良き時代を感じさせる店内。知らない時代の設えですが、どこか懐かしく感じるはずです。
有機いちごを実食
使用されている氷は、栃木日光の天然氷。今回は人気の「有機いちご」をいただきました。てっぺんと器の底には、自家製の寒天とジャム。そして、苺シロップがかけられています。見た目にも清涼感があって綺麗。食べてみると、寒天のコリっとした歯ごたえとかき氷のふわサクッとした食感が楽しい。昔ながらの味付けで、甘すぎなくて美味しかったです。
推しの一品:自家製クラシックプリン
ウララは、カフェなのでかき氷以外のメニューも充実しています。食事では、冷やしうどんや混ぜご飯、国産牛すじ煮込みなどもあるんですよ。でも今回の推しの一品は、「自家製クラシックプリン」。ほろ苦いカラメルに、表面は固めで中がクリーミーなプリン。さらっとした口当たりで濃厚な味わいです。
個人的には、牛すじ煮込みも気になりました。次回は食べたい。
店舗名 | 古民家カフェ ウララ |
住所 | 東京都渋谷区猿楽町20-10 |
営業時間 | 12:00~18:00 |
定休日 | 火曜(雨天時、中庭テラスのみ休業)※日曜営業 |
アクセス | 東横線:代官山駅から徒歩約3分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://www.bombaybazar.jp/urara |
中町氷菓店 練馬豊島園(練馬区)
豊島園駅から徒歩約4分。大きな暖簾が目印の「中町氷菓店 練馬豊島園」。看板のリボルバーは、夜のバーのときの名前です。店内はバックバーがありバーの雰囲気。かき氷は現在、テイクアウトのみとなっています。
国産生いちごを実食
使用している氷は、山梨県八ヶ岳「蔵元八義(くらもとやつよし)」の高級天然氷。こちらでは一番人気の「国産生いちご」をいただきました。かき氷はテイクアウトのみの販売なので、外で食べるにはちょうどよい量になっています。使用しているいちごは、青森の契約農家さんのもので国産にこだわっています。どこにスプーンを入れてもいいように、いちごと氷、練乳は三層掛け。いちごの中のいちごを食べている感じ、フレッシュな味わいが後引くおいしさです。
ハリーポッターで賑わう豊島園エリア。天然温泉施設「豊島園 庭の湯」もそばにあるので、セットで楽しむのがおすすめです。
店舗名 | 中町氷菓店 練馬豊島園(なかまちひょうかてん ねりまとしまえん) |
住所 | 東京都練馬区練馬4-18-13 パークサイド66号 |
営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | 水曜 ※変更の可能性あり |
アクセス | 各線:豊島園駅から徒歩約4分 |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://www.instagram.com/nakamachi_ice_toshimaen/ |
かき氷は夏だけではなく通年美味しい
今回ご紹介したお店すべて、通年でかき氷を提供しています。かき氷は夏だけでしょ?と思っている方がいるかもしれませんが、ぜひ、夏に食べたらほかの季節にも行ってみてください。かき氷の概念を変える出会いが待ってるはずです。
取材でたくさんかき氷を食べましたが、10店をもう一周しちゃおうかなという自分がいます……。
※本記事は2024年6月20日時点の内容です
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この記事を書いた人
吉田ふとし
カラデル編集部
caradel(カラデル)編集部エディター兼ライター。東京生まれ東京育ち。パワースポット巡りやマンガ、お酒、旅行が趣味で特に国内の温泉地や旅館が大好き。みなさんが体験したくなる情報を、温度感高くお届けいたします。